米国2位の共同購入型クーポンLiving SocialがGrouponを猛追！？

最近仕事に忙殺されてしまい、ブログの更新が全くできていませんでした。

大変失礼しました。

しかし、グルーポン、叩かれていますね。。。

三方よしのサービスのはずなのですが・・・

そう言えば、最近シェアコトにNHKの取材が入って、私インタビューに答えました。

2/5の21時くらいから放送らしいので適当に見てやってください、グルーポンに関してえらそうに語っていると思います（笑）

あ、今販売中のチケットですが、今回のコピーが秀逸で笑えました。

スキー、スノボのチケットですが、コピーが面白いんで見てみてください。

さて、では本題に入りたいと思います。

米国のグルーポン系ビジネスも新たな動きが続々と出始めている。

中でも米国２位のLivingSocial（リビングソーシャル）の巻き返しがすごい。

LivingSocialは、Grouponから9ヶ月遅れて参入した、Facebookで最も人気のあるアプリであるというのを武器にGrouponを猛追している。

Grouponとは違って、一定の人数が集まらなくても割引は成立する。
また、会員が自分の買ったクーポンを他人に勧め、3人が購入した場合、勧めた会員は無料になるという点が特徴である。

1日あたり100万ドル以上の売上も記録し、先日は事業拡大の目的でUrban Escapes社の買収を行なった。（参照１）

また2010年末にはamazon社から1.75億ドルの資金調達をしている。（参照２）

このLivingSocialで今年の1月後半にamazonギフトカードを50％offで販売したのが功を奏したせいか、それまでLivingSocialのWEBへのトラフィックがGrouponの10分の1だったのが、2分の1くらいまで急進した（参照３）

今回のディール（取引）は今までのディールの中で最も大きい取引だと言う。

もちろんLivingSocialのトラフィックは一時的に落ちるだろうが、今回のamazonギフトカード販売により、多くの顧客情報を得たLivingSocialがGrouponを追随するのは間違いないと思う。

さて、このLivingSocial、実はGrouponと同様に世界進出も表明し、日本にも来るそうだ。（参照４）

ここからは私の仮説であるが、以前私が書いたブログで、この共同購入型クーポンビジネスとソーシャルメディア（TwitterやFacebook）との相性がよいと述べている。（参照５）

このLivingSocialの躍進はここにあるのではないかと考えている。

そう考えると、ソーシャルメディアの普及率が低い日本はこのビジネスはまだまだ不向きなのかもしれない。。

グローバルでは、GoogleがGoogle Offersという共同購入型ビジネスを準備中で（参照５）、あのFacebookもBuy With Friendsというサービスを始めるという。（米国３位のBuy With Meに名前が似ている（笑））

日本でも様々な問題を抱えている、共同購入型クーポンビジネス。これから日本ではどうなっていくのでしょうか？

お問い合わせはこちらへ
shibatsuji@sharecoto.co.jp

２．Amazon、クーポン共同購入サイトLivingSocialに投資
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/03/news024.html

５．米Google、Goupon対抗サービス「Google Offers」準備中!? - 米メディア報道
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/01/24/051/

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