顔が変わった・・・
枝野幸男氏が新党「立憲民主党」の立ち上げ会見を見ていた時に
「この人、顔が変わった!」とびっくりしてしまった。
私の記憶の中の枝野氏は、メディア露出の多かった内閣官房長官時代の顔だったから。
当時、自分からなりたいと望んだのではなく、周りから担ぎ出された印象で、やらなければならない仕事を淡々と確実にこなす、真面目な中間管理職のような表情だった。
言葉の選び方や前に出過ぎないようにする姿勢は十分あったので「この人は自分が総理になりたいとか野望はないのかな?」と疑問に思ったものだった。
あれから年数が経っているので、当然シワも増えてるし、老けたとは思う。
そういう見た目の問題だけじゃなく、顔つきがまるで変ってしまったような印象。
特に目の奥の何かがまったく違う。
冷静に確実な仕事をしていた時代の枝野氏とは別人のようだ。
もし、これが女性だったら整形疑惑ものだと思うくらいの変貌。
官房長官時代にはなかった「ものすごい苛立ち」を感じる。
何に苛立っているのかは、ニュースなどを見る限り明らかなので詳しくは書かないが、憤慨がやる気の原動力にもなるので、それはそれでありかとも思う。
ただ・・・。
苛立ったままだと、政策に賛同していても、ついて来てくれる議員さんは少なくなるということに気付かないと、折角の新党もうまく機能しなくなるような気がしてならない。
選挙の公示日まで時間がないので、早く気づいて、以前の冷静な枝野氏に戻って、今回の選挙をゆさぶるような展開を見せて欲しいと思う。