こんにちは
ようやくこの旅の主賓が夢に見た神社の記事まできました。
呼ばれていないとなかなか辿り着くことができない場所だと言われているそうですが、ここまでの道のりを考えても、気軽に行けるところでないのは確かだと思います
その玉置神社までは、世界遺産予約バス(玉置山コース)が4月から土・日・祝日に1日往復1便走っています
このバスはホテル昴前が始発なのでとても便利です
玉置神社までは約 45分、急な山道をどんどん登っていきました。
この日は関東でも夏日になったようでしたが、十津川村も晴れて 25℃ の予報
標高 1,076m の玉置山山頂近くにある玉置神社は、ホテルの方によると気温は3〜5℃ 低いそうですが、山道を登るので結構暑くなるでしょうとのことでした。
バスで向かう中にはひとりの方も結構いらっしゃいました。
そしてそれぞれ旅の大きな荷物も持ち込まれていたのですが、現地に着くとそのままバスの中に置かれていて、みなさん慣れていらっしゃるのだなと思いました
このバスが復路で十津川温泉および昴の郷に戻ると、そのあと八木新宮線の大和八木駅行き(最終便)への乗り換えがちょうど良いタイミングでできるので、みなさんそれを利用されていたようでした
さて、早速玉置神社に入っていきましょう
ご祭神は国常立尊(くにとこたちのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)です。
はじめの鳥居のあとは、しばらくこのような気持ちの良い平坦な道が続きます
・・・と、ここで膝に不安があるはずの主賓がものすごい勢いで歩いていたようで、いつのまにか視界から消えてしまいました
どうやら着いた途端に体内浄化が始まったようでした
主賓を待つ間ブラブラしていると、石の影からカナヘビのようなものを発見
画像から、日差しの強さが感じられますでしょうか
正式な参拝順ということで、まずは本殿よりも山頂にほど近い末社の玉石社を訪れました。
こちらのご祭神は大巳貴命(おおなむぢのみこと)です。
かなり急な山道をヒーヒー言いながら登ると汗が噴き出してきます(← 運動不足の人)
途中休み休み、ようやく辿り着いた主賓(70代)が「やっと来ましたよ」と神様に話しかけているのを耳にして、ここまで無事に来れて本当に良かったな〜と思いました
こちらが古代から礼拝されていたといわれるご神体の玉石なのですね。
日差しを浴びた緑色の苔も美しいです
ここで主賓と一時別れ、(比較的)若者の友人と私は山頂を目指しました。
トレッキング・シューズを履いてきて良かった〜というような道を十数分、帰りのバスの時間まであまりないので結構がんばりました
やはりあとから筋肉痛が・・・
そして本殿で参拝し、、、
なぜか誰も本殿の写真を撮っていなかったことがあとから発覚
山道でいっぱいいっぱいだったのでしょうか
本殿の左から裏手の方に回ると、樹齢 3000年といわれる神代杉があります。
急斜面にそびえるその姿は、雄大で神々しくもありました。
なかなか去りがたい場所ではありましたが、このあと社務所に向かいます
社務所ではお土産を購入したのですが、こちらの男性(禰宜さん?)がとてもユニークな方で、悪魔祓いのお話などをしてくださいました(もっと聞きたかった)
熊野三山の奥院であり、修験の行場とされる玉置神社ですが、穏やかで清々しい気の中、とても楽しかったというのが率直な感想です
ただ、残念なことに主賓が希望していた正式参拝はできませんでした
玉石社や山頂までいらっしゃる方、ゆっくり参拝されたい方は、できれば宿泊先からタクシーで来られるのが良いと思います(車の運転ができない人向けの情報)。
またいつか来れるかな〜
(もう少し)つづく・・・