微笑みいっぱいの自転車 | エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸

微笑みいっぱいの自転車

この9月5日から12日にかけて、

東京都建築士事務所協会の海外研修旅行。

北欧三国フィンランド、スウェーデン、デンマークのそれぞれの首都。

ヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲンの建築を見て回りました。

これら三都市は、いずれもバルト海沿岸の国の首都。

いずれの街も広がりが小さく、水辺が美しい街です。

住いと仕事場が近い「職住近接の街」なのか、

地下鉄や自動車より、自転車が人々の生活の足となっています。


今回は、その中で最も自転車の利用率が高かったコペンハーゲンの

自転車に乗る人達を写したショットの紹介です。



エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸-自転車1



















このショットは、

コペンハーゲン駅近くの交差点の自転車専用道を撮ったものです。

自転車に乗る人達が、信号待ちをしています。


 自転車の後ろに荷車をつけるリヤカーならよく見かけますが、

日本では珍しい荷車を前にくっつけたフロントカー。

それもグラフィックが施されたおしゃれな黒の乳母車です。

「若い美人のお母さん」というおまけまで付いています。

これをカメラに収めない手はありません。


カメラを向けたらそのお母さんが思い切り「にこっ」と破顔一笑。

素敵な素敵な微笑みを返してくれました。

乳母車の子どもも一緒にサングラスを通して微笑み返し。

列の後ろの人達もそれに合わせて微笑返し。


私をいっぺんに幸福にした微笑みのいっぱいのショットです。