リッチフィールド・ウェイ | エンドウ・アソシエイツ加藤峯男の無陸

リッチフィールド・ウェイ

日本の街は、幹線道路か目抜き道路しか名前が付いていません。ところが、ロンドンの街は、どんなに通りが長さが短くても、幅が狭い裏通りに必ず名前が付いています。


四周が道路に囲まれた一団の敷地を「街区」と呼びます。ロンドンの街は多くの街が街区ごとに一つのディベロッパーが開発を行ってきました。そのため、ジョージアン・スタイルで統一されたタウンハウスが立ち並ぶ街区、その隣の街区はヴィクトリアン・スタイルで統一されたタウンハウスが立ち並ぶというように、街区ごとにタウンハウスのデザインが統一されています。そのため、通りが変わるとその通りに面するタウンハウスの建築様式も変わって行きます。通りの名前が変わると街の様子も変わります。通りごとに個性があります。


ハムステッド・ガーデン・サバーブも、通りごとに異なる名前が付いています。

ハムステッド・ガーデン・サバーブには、次にあげるように頭文字がAとBだけでも下記の15の名前の通りがあります。

アディソン・ウェイ

アズマンズ・ヒル

アズマンズ・プレイス

ビッグウッド・コート

ビッグウッド・ロード

ビショップ・アベニュー

ブランドフォード・クロウズ

ブリム・ヒル

ブルックランド・クロウズ

ブルックランド・ガース

ブルックランド・ヒル

ブルックランド・ライズ

ブルンナー・ライズ

バンカーズ・ディップ

バンカーズ・ヒル

通りの名前を全数を数えたことがありませんが、多分50以上の通りの名前があると思います。


ハムステッド・ガーデン・サバーブは、その通りごとに異なる住宅のデザインが施されていて、その通りごとにデザインが統一されています。

今回写真を紹介する通りの名前は、タイトルの「リッチフィールド・ウェイ」です。その通り沿い歩きながら撮った写真です。この通りに面したディタッチド・ハウスもセミディタッチド・ハウスも、プランにはバラエティがありますが、どの住宅も使われている外壁の煉瓦、屋根の天然スレート、建築デザインが統一されています。



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