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グロービス・エグゼクティブ・スクール アルムナイセミナーで
ソフトバンク・インベストメント 北尾吉孝CEOのお話を聴きました。

■スピーカープロフィール
【北尾 吉孝 氏 -Yoshitaka Kitao-】

1951年 兵庫県生まれ。74年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年、野村證券入社。
78年、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。89年ワッサースタイン・ペレラ・インターナショナル社(ロンドン)常務取締役。
91年、野村企業情報取締役。92年、野村證券事業法人三部長。
95年、孫正義氏の招聘によりソフトバンク入社、常務取締役に就任。
現在、ベンチャーキャピタルのソフトバンク・インベストメント、
オンライン総合証券のイー・トレード証券、
住宅ローンのSBIモーゲージ等の革新的な事業会社を傘下に有し、
金融、不動産、生活関連サービスなどの事業を幅広く展開する総合企業グループ、
SBIホールディングス代表取締役CEO。

○企業をめぐる価値観の変化

 ~1980年代 石田梅岩の商人道 商行為の正当性

 1990年以降 米国流コーポレートガバナンスの導入

         企業は株主の為に直接的な責任を負うという
         米国型価値観

○従来の企業価値=株式時価総額+負債時価総額

         短期的なROE向上の重視  

○新しい企業価値  

 顧客価値

 株主価値

 人材価値

○SBIグループの企業文化として未来に継承すべきDNA

 起業家精神

 スピード重視

 イノベーションを促進すること

 自己進化し続けること

○イートレードの二層構造戦略

 二度上場させて 二度上場利益を上げる

○二大命題

 全体は部分の総和以上である

 全体には部分には見られない新しい性質がある

○企業生態系

 互いに作用しあう組織や個人の基盤によって
 支えられた経済共同体である

 コングロマリットの シナジー効果

          連関性

 ネットワーク価値訴求

○CEO自ら 42名の新入社員を指導

 若者の心がわかる

 伸びる会社で働くことが重要


 北尾CEOはTVで見たりすると アクが強く
 あまりいいイメージはなかったのですが
 実際にお会いするとオーラを感じる優れた経営者です。

北尾 吉孝
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