1994年に発売された、少し前の本。
「ダック・コール」は鴨笛のことで、
全ての短編小説が、鳥をモチーフに書かれています。

ハードボイルドならではの、
人間の魅力と、
壮大な風景の中にある
鳥の美しさが、
素晴らしく調和している感じです。

読み終わった感じが、
あまりにも独特のものなので、
上手く表現できないんだけど、
読者のハートを確実に鷲掴みする、
そんな一冊です。

残念なことに作者は、もう他界しているけど、
この本が残したものは、
あまりに大きい。

☆☆☆☆
ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)/稲見 一良
¥672
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