小学生の時にミニバス部に入っていた長女は運動が好きで、中学校でもこのままミニバスでは無くてもどこかの運動部に所属するだろうと誰もが思っていました。
中学生になり、体験入部をいくつか経て彼女が選んだのはなんと美術部
活動は毎日あるわけでもなく、運動部につきものの朝練もありません。
とらえようによっては楽な方を選んだともとれます。
実際、半分はそれもあったかもしれません。

言い訳にしたくはないのですが、長女はミニバス部時代に三角骨症候群という厄介なものを抱えていることがわかりました。
アキレス腱の間に存在する三角骨は、一般的には退化して現代人には無いはずの骨で、長女は退化せずにそれが残っているのです。
そのために、アキレス腱と三角骨がこすれて炎症を起こし、激しい運動時には特に堪えます。
三角骨を削るという手段もあるのですが、それはあとあと別の厄介な別の問題を引き起こす事例もたくさんあるので、それはどうしても避けたいと思いました。
温めてストレッチを繰り返し、可動範囲を広げる。成長期はこの方法で乗り切ることも可能ということで、ミニバス部時代はそれでなんとか乗り切ってきたのです。
それでも、部活のあとは歩くのも困難なほど痛みを訴えることがありました。
中学生になり運動量が更に増えることがわかっていて、運動部に所属する勇気は長女には持てなかったのだと思います。
無理もない話ですよね。

そんな経緯もあったのだけど、美術部に所属した理由はそれだけではないと思いました。
本来、物作りが好きなのです。
体験入部はとても楽しかったと、目を輝かせていたのがその証拠。
長女が小学生のとき、図工で模写の課題が出て長女が選び描いた絵を思い出しました。
 
「夜の調べ」ゴッホ作

空を描くだけでとても時間がかかり、山から下が雑になってしまったことが今でも心残りなんですって。
それでもよく描けていると思うのです。

運動部から文化部に移ったことで引け目を感じる必要は全くないし、好きなことをできる環境にいられることは幸せなこと。
運動が続けたければ、その気になればまた別の道もあるでしょう。
今はとりあえず、目の前のことをこなしてみてはどうかしら、と思うのです。

「挫折」ととらえず「チャンス」と捉える。
この考え方、イケてると思うのだけど

美術部の活動で七宝焼きが出来上がってきました。
小さなハート型のキーホルダーなのだけど、これもなかなかの出来栄え。
体育館に飾る絵もそろそろ完成。
この二つも、のちほど長女の了承を得たあとにアップさせてくださいまし(^^)

少しずつエンジンがかかってきてくれたようで、母としてもうれしい今日この頃。
明後日は、長女の手作りの原点ともいえる山梨の手作り教室で、先生のご好意で臨時講習会の予定。
こちら、アメブロで再び交流が再開し、実現したのでした

Rose colorさんのブログはこちら☆・・・うまくリンクが開けません。
すみません。では直接http://ameblo.jp/anne-rose-color/

可能性が無限大の子ども達、これからが楽しみなのです☆
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長女の了承を得ましたのでアップさせてください。
体育館に飾る予定の絵と、七宝焼きのハート型のキーホルダーです。
絵は私の目から見ても比較的簡単に仕上げていました。構図はいいけど、もう一工夫あってもいいかな。
七宝焼きは、美術部の中でも思うような色が出る人は少なかったみたい。
そんな中でうまく出せたのではないかな、と思います。私の好みど真ん中