10年以上に渡る父の闘病生活
『 温かいお風呂に ゆっくり浸かりたい』が
いつもの口癖でした 。
父の願いを叶えてあげたく
最期の旅立ちの前に
温かいお湯で身体を清めてあげると
まるで息を吹き返したかのように
穏やかに微笑んでいる表情に見え
目頭が熱くなりました 。。。
生きていた時に纏った
悩みや苦しみを洗い流して体を清め
来世への旅の準備と言われる
湯灌の儀
そして
身支度を整え納棺の儀
ほんのり赤みがさしたような頬が
いつのまにか冷たくなり
寒がりの父が可哀想で
涙が止まらなかった …
陽だまりに包まれた
痛みのない世界に
導かれてたら嬉しいです
父と娘の絆を描いた
心温まる無償の愛に癒されます 。。。
※ ウクライナのアーティスト Snezhana Sooshさんのイラスト
お借りしました。