日本の陶器の歴史は
縄文時代まで遡りますが
磁器の歴史は
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に
日本に連れて来られた陶工の1人
李 参平 ( リ・サムピョン ) が
1616年 佐賀県有田町泉山で陶石を発見し
白磁を焼いたのが
始まりだそうです( 有田焼/古伊万里焼 )
そして
陶工職人の指導者
百婆仙 ( ペク・パソン ) は
有田焼の発展に貢献した女性ですが
実在の女性
百婆仙 ( ペク・パソン )をモデルとした
韓国ドラマ
【 火の女神 ジョンイ 】
美しい李朝白磁の焼成までの過程を
観ることができるので
器好きには興味深い作品だと思います
16世紀後半
朝鮮時代14代王 宣祖の時代
王室で使用する
白磁の陶工職人だった父親の
壮絶な事件の真相を解き明かす為
男装して父親と同じ陶工職人を目指し
紆余曲折を経て
女性初の宮廷陶工
沙器匠 ( サギジャン )になるまでの
フィクションサクセスストーリー
出生の秘密
いつも側で見守ってくれる幼なじみと
15代王 光海君とのロマンス
男性優位の環境のなか奮闘する姿など
女性視点で描かれたドラマです
自分の地位を守る為に
悪事に手を染め大切なものを失う人
事件の真相と復讐
そして新たな事実に苦しむ人
宿命的な出会いと人間模様
歴史の波に翻弄されながらも
自分の道を歩んでいく姿に感動しました
こちらは有田町の土中から発見された
実在の女性ペク・パソンの子孫は
現在も
有田焼き関連の仕事に携わっているそうで
有田町の歴史探訪
いつの日か行けたらいいなと思います
※ 画像 お借りしました m(._.)m