二度、三度・・・。
大きく深呼吸をして、ユナさんを抱き締めていた腕を緩めると、
ユナさんの顔を覗きこむ・・・。
熱に浮かされたような、その、とろんとした瞳にまたドキリと心臓が跳ねたけど、
ここは男らしく・・・、っていうか、理性をフル動員して欲望に打ち勝った・・・。
『朝からごめん・・・。』
優しく頭を撫でると、躰を起こしてオレに微笑んでくれる。
ううん・・・。
頭をふるふると横に振り、微笑みかけてくれるその姿は、
まるで天使のよう・・・。
この笑顔を、いつまでも見ていたい。
オレを縛り付けて離さない、魅惑の微笑み・・・。
って言ったら、ちょっと怪しいか??
ゆっくり顔を近づけて、可愛い唇にチュッとキスをすると、
今度は恥ずかしそうにはにかむ。
色んな表情を見せてくれるユナさんが可愛くて、
ついからかいたくなるオレは、
ユナさんにべた惚れで、骨抜きで、
いつでもユナさん中心に世界が回っている、恋する男・・・。
こんなオレの気持ち、ユナさんは全然気付いてないんだろうなぁ・・・。
『スープ冷めちゃったね・・・。温め直すね♪』
オレに脱がされたエプロンを素早く身に付け、
乱れた髪を手櫛で直すと、
ちょっと待っててね♪
って微笑みながら、スープを両手に持ってキッチンに向かう。
そんなユナさんの姿を間近で見て、オレは至極幸福な気持ちになる・・・。
『手伝うよ♪』
オレに微笑んでくれる、ユナさんの隣に並んでキッチンに立つ。
こんな些細なことでも、人って幸せを感じるんだ・・・。
それは、愛する人と一緒にいるからこそ味わえる幸せ。
そんな、感慨に浸っているオレを、現実に引き戻したのは、
ユナさんの少し怒ったような声・・・。
『そうだ、ミニョクくんっ!!』
普段聞きなれないその声にビックリしてユナさんの方を向くと、
少し頬を赤らめて、もじもじとしてる・・・。
怒った声で、この姿・・・。
オレの頭の中はプチパニックだ。
『ど・・、どうしたの??』
窺うように顔を覗くと、ますます顔を赤らめて瞳を逸らす。
その仕草があまりにも可愛くて、もうオレはどうにかなりそうだ。
・・・って、思ってたら・・・
『昨日・・・、おっ、お風呂で変なこと言ったでしょ・・・??』
赤い頬を少し膨らませて、オレのことを見上げるキレイな瞳。
その言葉と、口調に似つかわしくない、可愛い顔。
怒ってる顔も可愛い・・・。
ユナさんが怒っていることも忘れるくらい、
その可愛い顔をつい見つめてしまう、バカなオレ・・・。
『・・・??
ミニョクくん、聞いてる??』
キョトンとした顔でオレを見て、不安げに揺れる茶色い瞳・・・。
『ごめん、聞いてるよ・・・。
昨夜・・、オレ、お風呂でなにか変なこと言ったっけ??』
厭らしいことは散々言った記憶はあるけど、ね♪
ユナさんが怒るようなことは言ってないと思うけど・・・??
『言った・・でしょ・・・??
“声、外に聞こえちゃうから我慢してね・・・。”って・・・。』
うん♪
それは、声を我慢してるユナさんの顔が、厭らしくてそそられるから・・・。
『今朝シャワー浴びて気付いたの・・・。
お風呂場には窓ないから、聞こえる事なんてないって・・・。
もぉ、ミニョクくんのパボ・・・。』
真っ赤な頬を両手で挟んで、俯き加減で、小さい声で怒ってる。
オレをチラッと窺うように見るその愛らしい姿。
今すぐにでもめちゃくちゃに抱きたくなる・・・。
ユナさんが怒ってるのに、こんなこと思うなんて、もう重症だ・・・。
『可愛い♪』
オレの言葉に、
へ??
って顔で見つめてくる。
『ユナさん可愛い♪』
もう一度言うと、今度は頬をぷっくりさせて可愛く睨んできた。
その顔がまた可愛い♪
『もぉ、ミニョクくん聞いてるの??
私、怒ってるんだよ??
私のこと騙して、あんなっ、あんなこと・・・』
『あんなことってなに??
ユナさんも、いつもより感じてたでしょ??』
ニヤリと微笑んで、腰を引き寄せる。
真っ赤な顔で、オレの胸をポカスカと叩いて抗議するユナさん・・・。
その腕を掴んで、優しく抱き締めると、やっとおとなしくなった・・・。
『ごめん、ごめん。
ユナさんがあんまりにも可愛いから♪』
『もぉ・・・。
今朝気付いた時、顔から火が出そうなほど恥ずかしかったんだからね・・・。』
『ハハハハ、ごめん、ごめん。
昨夜のユナさん、凄い厭らしかったから、つい・・・。
それに・・・』
声を出さないように我慢してる顔、スッゴクそそられる・・・・・。
耳元で囁くと、声にならない声を出してオレを見上げる・・・。
その大きな瞳に、ニヤケたオレの顔が映ってて、
今ユナさんが見つめてるのはオレなんだって、
それだけで、ただそれだけで、こんなにも幸せを感じる・・・。
『オレしか知らない顔・・・。
オレだけに見せる顔でしょ・・・??』
オレの腕の中、コクンと可愛く頷くユナさん。
『ミニョクくん・・・、大好き・・・。』
オレの首に腕をからめて、キスをせがむようにすりついてくるから、
それに応えるように優しいキスを落とす・・・。
『もう、怒ってないんだ??』
キスの合間に意地悪く聞く。
答えられないほど深く口付けてるのに・・・。
それでも必死に、“怒ってない”って伝えようと頷いてるのが分かるから、
そんなユナさんが可愛くて、さらに深く口付ける・・・。
チュッ、と厭らしいリップ音を立てて唇を離すと、
はぁ、はぁ、と全身で息をしているユナさんを掻き抱いた・・・。
『どう・・・??冷めたから、美味しくないよね??』
冷めてカチカチになったホットサンド。
冷めたのはオレのせいだからしょうがない・・・。
でも、ちょっとしょっぱいのは・・・言わないでおこう。
指を怪我してても、オレの為に作ってくれたんだからね♪
『冷めてても美味しいよ♡』
『良かったぁ♪』
満面の笑みで安堵の表情を浮かべるユナさんに、オレまで嬉しくなる。
料理が上手くなくても良い。
裁縫なんて、出来なくても良い。
ユナさんがオレの傍にいてくれるだけで良い・・・。
オレのこの気持ち、どれだけ、何度伝えても、
ユナさんはきっと不安に思うかもしれない。
だったらその度に伝えれば良いよね・・・。
オレの大切なひとは、ユナさんしかいないって。
『あ、そうだ・・・。
シフ先輩に微笑みかけちゃダメだよ??』
オレの狂おしいほどの愛を知ってか知らずか・・・。
オレの傍で幸せそうに微笑んでいるユナさんを見て、
その笑顔がオレだけに向いていて欲しい。なんて思うオレは、
独占欲の強い、嫉妬の塊。
そんな可愛いユナさんを困らせたくて、少し意地悪なことを言うと、
負けじとユナさんも応戦する。
『男の人は、シフ先輩だけじゃないのに??』
イタズラに微笑むユナさんに、オレはもう完全にノックアウト。
あぁ、これは惚れたもん負けだな・・・。
そう心の中で苦く笑って、
そのシフ先輩以外の男の人の名前を執拗に聞くオレだった・・・。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
長々と続いた【大切なひと。】シリーズも、無事最終回を迎える事が出来ました♪
途中何度かお休みを頂いたりして、
ダラダラと長い期間の連載になってしまいましたね・・・。
みあねよ・・・。
ミニョクを嫉妬させたい。
という私の思い、リクエストから書き始めたこのシリーズ。
シフ先輩(←皆様、覚えてらっしゃいましたか??)という、
大人の男性の登場もあり、ミニョクが嫉妬に狂ってどんどんドSに・・・。
実際のミニョクと、当ブログのミニョクのキャラが、
どんどんかけ離れていってるんじゃないかと何度も不安に思いましたが、
皆様の温かい声援のお陰で無事、最終回を迎える事が出来ました。
本当にありがとうございました。
【ドSのミニョクのミニョクは立派なご子息】
という、リアルと二次の世界の微妙な、
絶妙なリンクが生まれた作品でもありましたね♪
ん??そう思ってるのは私だけ??
今回のシリーズ、アメ限最多ですもの(〃∇〃)
さすが、ミニョクのミニョク←
夏の時期は桃プレイ←が登場して、
皆様、スーパーで桃を直視出来ない日々もありましたね(●´ω`●)ゞ
あぁ、懐かしい❤
そして、ダンディで、でもどこか厭らしいシフ先輩。
この方は、今後も登場するかも??
また登場した暁には、温かく迎えて頂けると嬉しいです(´∀`)
さぁ、ミニョクのお話も無事終えた事ですし、次は・・・。
お話の途中だった、ヨンファのお話をお送りしようと思います。
皆様、覚えてらっしゃいますか??
毎日更新は出来ないも知れませんが、
出来るだけ無理なく、自分のペースで頑張って書いていきますね♪
今後も、温かく見守って下さると嬉しいです(´∀`)
今後とも、私&当ブログを宜しくお願いしますねヾ(@^▽^@)ノ
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ミニョクの嫉妬、ど~んと来いっ!!
な、お姉様方、どうぞこの麗しのミニョクをぽちっとな。して下さいね(●´ω`●)ゞ
皆様の愛の1ぽちが、変態エロオンマの創作の活力です❤

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