ユナさんを胸に抱いて眠る、至福の時・・・。
久しぶりにユナさんを抱いた興奮と、
アレ無しでしてしまった行為への罪悪感とであまり眠れなかった。
それでも少しでも眠ろうと思ってまどろんでいたら、
ユナさんがそぉっとオレの前髪に触れて来た・・・。
そのサワサワとした感じに、思わず笑いそうになるのを必死に堪える。
そっとうす目を開けてユナさんの表情を窺うと、
頬を赤らめて、でも幸せそうな笑みを浮かべていた・・・。
“髪の毛、伸びたよね・・・。
最初会った時は
もうちょっと短かったのに・・・。”
そう小さく呟くように言うユナさんが可愛くて、ついイタズラをしたくなる。
寝たふりをしたまま
“そう・・・??”
驚いて真っ赤になるユナさんの顔。
どぎまぎしているユナさんが可愛くてしょうがない。
しかも無防備にオレに裸を見せてくるし・・・。
でもオレは耐えた。
腕の中にユナさんを抱き締めて、素肌のまま抱き合う。
照れて赤くなったユナさんの少し高い体温が心地良い。
オレ自身はもう暴れ馬になってるけど、
これ以上ユナさんを危険な目に遭わせたくないから・・・。
明日は午後からスケジュールが空く。
欲望に勝てるか不安だけど、
やっぱりユナさんに会いたいから約束を取り付けた。
ユナさんの家に行く前にコンビニに寄ろうか・・・??
ドラマの撮影中も雑誌のインタビュー中も色々考える。
みんなにバレないようにポーカーフェースを装って、
時にはニコニコと愛想を振りまきながら、
頭の中で考える事はアレの事。
こんなの、ペンの子が知ったら幻滅するよね・・・。
予定の時間よりだいぶ押して今日のスケジュールが漸く終わった。
シャワーを浴びる時間もなく、慌ただしく宿舎から出ようとしたら・・・・・。
目の前に突然現れた美しいお顔・・・。
その吸いこまれそうなジョンヒョンヒョンの瞳に思わず見惚れてしまう・・・。
いやいや、見惚れてる場合じゃない、と思った矢先、
徐に目の前に差し出された紙袋。
“お前、持ってないだろ??
持ってけ。”
少しぶっきらぼうに渡された紙袋。
オレが持ってないのは理性とアレですよっ!!
心の中で少しだけ悪態を吐く。
背を向けて顔は見えなかったけど、
肩を震わせながら笑ってるヒョンは怪しさ満点。
そんな怪しいヒョンに一抹の不安を覚えながら紙袋の中身を確認した。
!!!!!!!!!!
うっ、うっ、うわぁぁぁぁぁっっっっ!!
一瞬目を疑った。
幻を見るほどアレを欲していたのか、と自分で自分を嘆いた・・・
けど、違う。
これは現実だっ。
でも・・・
ヒョンっ!!
何てものをくれるんだよっ!!
まったくっ!!
いや、待てよ・・・。
ついに・・・
ついにアレがオレの手に入ったのだっ!!
やったぁぁぁぁぁ!!
オレは心の中でガッツポーズをした。
何度も。
もぉ、何度もだ。
そして、ヒョンの部屋に向かって深々と一礼・・・。
ヒョン・・・
大事に使わせて頂きます・・・。
オレはユナさんの家に足取りも軽く出掛けて行った・・・。

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