ダメだ。
やっぱりオレには出来ない。
コンビニに行く度チャレンジをする。
何気ないふりをしてアレが置いてある商品棚に近づくまでは出来るんだけど、
手を伸ばして、ソレを手に取る事までは出来ずにいた・・・。
目の前に、オレの欲するものがあるのに。
手を伸ばせば、簡単に手に入るものなのに、
どうしてこうも遠い存在なのか・・・・。
結局買えずに迎えたホワイトデー。
今ここでユナさんと二人きりになったら、
自分の中の今まで押さえて来た理性が弾け飛ぶんじゃないか。
そんな思いと、
ユナさんとの事をみんなに認めてもらいたいという思いから宿舎に呼んだ。
その後も、ユナさんの家で二人きりになるのを避けるために公園で会ったりもした。
なんだか不自然かな??
ユナさんを避けてるみたいに感じてしまうかな??
何でオレばっかりこんな思いをするんだ??
ユナさんはオレとそういう事したいとは思ってないのかな??
そう思っていたけど、ユナさんもオレと同じ思いだったみたい・・・・・。
“今日は帰らないで・・・。
朝まで一緒にいて・・。”
ユナさんの家でそう言われてオレは一瞬考えた。
朝までオレは何もしないで耐えられるのか??
・・・・・・・・・・。
いや、ムリだ。
もう我慢も限界。
“今日は我慢しない・・・。
良い・・??”
そう聞くと大きな瞳を閉じてコクンと頷いてくれたユナさん。
今まで散々我慢したんだ。
もう一回くらいアレ無しでも大丈夫だろう。
でも、心のどこかで罪悪感もある。
もしこれでユナさんを傷つける事になったら・・・。
男として愛する女性を守るべきなのに・・・。
そんな冷静な考え。
オレに組み敷かれて甘い吐息を漏らすユナさんの姿。
未だ慣れずに眉根を寄せて痛みに耐える顔。
指を噛んで声を必死に我慢する表情。
オレに全身を愛撫されて徐々に乱されて翻弄される・・・。
そのどれもが可愛くて愛しい。
何度も何度も息を吐いて絶頂をやり過ごす。
今まで我慢した分、すぐにでも果ててしまいそうになるオレ自身。
今回も何とかギリギリのところで理性で踏み止まった。
寸前で危機は回避できたけど、毎回こうだと身が持たない。
日に日にユナさんに溺れていってるオレは、
このままではいけないと思いつつ、打開策が見つからずにいた・・・。

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