真っ暗な部屋に浮かび上がる
ケータイの点滅の光・・・



ミニョクくんからの電話は・・・
出なかった。



今はミニョクくんの優しい声、
聞きたくなかったから・・・。



それに・・・
泣いてる事、
知られたくなかったから・・・。



目を瞑れば、
瞼の裏に浮かび上がる
あの子と微笑み合う
ミニョクくんの嬉しそうな顔。
今にも顔がくっつきそうな
そんな至近距離で話す二人・・・。



あの子に嫉妬した事。
二人の姿を見ていたくなくて
帰って来た事。



そんな自分を
ミニョクくんに知られたくなかった。
だって・・・。
醜い嫉妬だもん。



ミニョクくんに会って、
直接“おめでとう”は言えたけど・・・。
何だかスッキリしない。
自分でも分からない、この感情。
あの子に嫉妬してるのは
自分でも分かってる。
でも、それだけじゃない何か。
その何かが分からない。



嫉妬以外の何かが私の心を締め付ける。
真っ暗な部屋の中、
私は一睡もせずに朝を迎えた。










出勤途中のバスの中。
バッグの中で震えるケータイ・・・。



ミニョクくんからだ・・・。
昨日電話に出なかったから、だよね・・・。
バスの中にいるから電話に出れないし・・・。
そうこうしてるうちに、
数回の着信で電話は切れた。



でも、タイミング良かったかも・・・。
やっぱり今も
ミニョクくんの声を聞く勇気、
私にはなかったから・・・・・。






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