やっぱりこの間
ユナさんを紹介しといて良かった・・・。



マネヒョンの運転するバンに揺られながらそう思う・・・。
マネヒョンは何も言わないけど
多分・・・
オレの気持ちを分かってくれてると思うから・・・。



『ヒョン・・・
我が儘言ってごめんなさい・・・。』



『ミニョク・・・。
オレはな、恋愛は悪い事じゃないと思うんだ。
お互いをダメにする恋愛じゃなければ、な。』



ルームミラー越しにヒョンと目が合う。
分かるか??
目でそう言われてオレは頷いた・・・。



『ミニョクが今してる恋愛は、
お互いをダメにする恋愛じゃない、
おれはそう思ってるから・・・。
だから、ちゃんとユナさんに気持ち伝えて
しっかり気持ち、掴まえとけよ・・・。』



『ヒョン・・・。』





そのまま沈黙が続く・・・。
オレはヒョンの言葉を
頭の中で何度も繰り返していた。



“お互いをダメにするような恋愛じゃない。”
そうだ、よね・・・。
オレとユナさんはお互いをダメにするような存在じゃない。
会えない事でお互いに苦しんでるだけだ。



自分の気持ちに正直に・・・。
ユナさんに会いたい。
触れたい。
一つになりたい。
そう思う事は
恥ずかしい事でもなんでもないんだよね??



ユナさんに会ったらキチンと伝えよう。
会いたかった、だけじゃなくて・・・
ユナさんと一つになりたいって・・・。










『ここで良いか??』



ユナさんのアパートの下にバンを横付けしてくれた。



『ミニョク。
明日は10時に今日と同じスタジオだ。
良いな??
遅刻はダメだぞ・・・。』



じゃあな。
そう言ってヒョンは帰って行った・・・。
オレは心の中でヒョンにお礼を言いながら
アパートの階段を上っていく。
何度も上った階段なのに
今日はやけに長く感じてしまう・・・。



ユナさんの部屋の前に着いて深呼吸を一つ・・・。
この扉の向こうには
不安に震えるユナさんがいるんだよね・・・。
早く抱き締めて“大丈夫だよ”って伝えたい。
言葉だけじゃなくて、全身で・・・。





ピンポーン・・・・・





『わっ・・・!!』



扉を開けたユナさんが
オレの胸に飛び込んできた・・・。






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