5年前の6月18日。
5年前の昨日は
たいせいを荼毘に付した日。
5年経っても
あの情景を思い出すと
息ができなくなるほど
苦しいのだけど
5年という月日と
『こころ×からだ×たましい』について
考えるようになったり
ヨガ哲学の考え方を少しだけだけど
教わったからなのか
荼毘に付す
という意味の捉え方が
少しずつ変わってきています。
たましいが還った日。
実は…
たいせいを出産して看取るまでの間に
私の頭の中にあった思いに
ずーっと引っかかっていて。
こんなふうに思うなんて
親として
人として
どうなんだろう?
って思ったりして
人には言えなくて
ずっと蓋をしていました。
だけど
捉え方が変わったら
こころに残っている違和感の塊だった
しこりがすーっと溶けていく
感じがしたのです。
役目を終えて
たましいがからだから解放されて
天に還った日。
あの日は梅雨とは思えない晴天で
その晴天が嬉しくもあり
憎らしくもありました。
私の手から離れてしまったこと
もうこの世に肉体がなくなってしまったこと
二度と抱くことができなくなったことは
哀しくて寂しくてしかたなかったけど
あぁでも、たいせいにとっては
これでよかったんだね。
と、5年経って
心の底から思うことができたのです。
延命治療で繋ぎとめているのは
私たちのエゴかもしれない
でも。
奇跡を信じたい。
たいせいにとってはどちらがいいのか
迷いながらNICUに通った日々。
でも、あの時間があったから
私たちは覚悟ができたし
親として精一杯のことをさせてもらえた。
そこまで考えてくれていたのだとしたら。
たったの10日間だけど
私たち夫婦が得たものは
限りなく尊い。
すごい徳を積んで還っていったのね。
ありがとう。
私たちのところではなくても
次は元気なからだで
しあわせに暮らしているなら
それが私の心から望むこと
そんな風に思えるようになったのは
5年の月日と
たくさんの氣付きをくれる
周りの人たちのおかげです。
グリーフ専門士の講座内のワークで
蓋を開けて吐き出せたこと
オンラインサロンで
自己開示をして
自分を許せるようになったこと
瞑想をして
自分の心の蓋をあけて
嫌な部分とも向き合ったこと
この5年で、一番苦しかったかもしれない
でもここを越えなければ
見えてこなかったものに氣づけた。
5年間で一番たいせいを近くに感じた。
ありがとうの反対語は
当たり前。
今、目の前で笑って
元気に飛び跳ねている次男は
いるのが当たり前じゃない
奇跡のかたまりだということに
氣づかせてくれてありがとう。
たいせいと
すべての大切な人へ
ありがとう。
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