小満
昨日5月21日から二十四節気の
小満(しょうまん)に入りました。
小満とは…
あらゆる生命が
満ち満ちていく時期
のこと。
太陽の光を浴びて
万物がすくすくと成長していく季節です。
また七十二候からみると
蚕起食桑…蚕が元気に桑の葉を食べ
紅花栄…紅花が畑一面に咲き誇り
麦秋至…麦の穂が実り始める
と、生命エネルギーの高まりを感じる時期です。
『小満』の由来は
昨年の秋に蒔いた麦の穂が育ち
ほっとひと安心することから
「小さな満足 = 小満」
となったともいわれています。
小さな満足を大切に
小満を過ぎると次に来るのは梅雨。
そして、暑い夏…。
今年はもうすでに梅雨入りしていますが😂
本来1年で最も過ごしやすい季節です。
貴重な晴れ間には
いつもより遠回りして歩いてみたり
空を見上げてみたり
道端の草木に目を向けてみませんか?
保育園へ向かう途中
息子は虫や花やマンホール…
ありとあらゆるものに興味を示し
その度に立ち止まるので
なかなか保育園にたどり着けません🤣笑
そしてお隣さんから
成虫になりたてのクワガタの
お裾分けももらって
初めての飼育にわくわく💓
しょっちゅうふたを開けては
クワガタの様子を氣にしています。
そんな息子のおかげで
小さな自然の変化に氣づくことができ
陽の氣に満ち溢れた自然の生命から
私もエネルギーをもらえている…
そんな氣がします。
我が家のアナベル(紫陽花)の蕾も
だんだんと大きくなっていくのを
見るのが楽しみ♡
何気ないところにある
小さなしあわせを
感じることを大切に。
小満にはそんな思いも込められているのでは
ないかなと思います。
おすすめの過ごし方
過ごしやすい季節ではありますが
この時期は、からだを養生し無理をせず
しっかり休むことも大切
ともいわれています。
その理由は…
梅雨や猛暑に向けての
エネルギーの充電期間だから。
この時期は生命活動も盛んで
1年でもっともエネルギーを必要とします。
とにかく眠い…
という方も多いのではないでしょうか。
また開き出した毛穴から
外からの邪氣が入って
皮下と筋肉の間に溜まり
皮膚病やお肌のトラブルが
多くなりやすいそうです。
私もよくなりつつあった手の炎症が
また少しぶり返してきて
とにかく眠い💤
寝ても寝ても眠いです。
そして、例年より早く梅雨入りし
何となく不調を感じる方も
いらっしゃるかもしれません。
日本は海に囲まれ、湿度の高い国。
この湿が身体に溜まると
頭痛や怠さ胃腸の不調などが起こります。
そんな時には
✔︎ぬるめの湯船にゆっくり浸かり
✔︎早めにお布団に入って
✔︎疲れを溜めないこと
そして、
ハーブやスパイスでからだを温めて
湿を取り除いたり
アロマでは
鬱々とした気分をすっきりとさせる
ペパーミントやグレープフルーツ
胃腸の氣の流れをよくする
パチュリやフェンネルなどもおすすめです。
おすすめの旬の食材
旬の食材は生命エネルギーに満ち
その時期に必要な栄養が含まれています。
たけのこ、さやえんどう、さやいんげん
新ごぼう、ほうれんそう、そらまめ
らっきょう、ふき、玉ねぎ、びわ
メロン、なつみかん など
かつお、いさき、きびなご
あなご、かじき など
春キャベツもおいしいですね。
昨日作った春キャベツと豚肉の塩麹蒸し。
旬の野菜はシンプルな味付けでも
甘くておいしい♡
次の季節に備える
季節に適した養生を行うことで
次のシーズンをより心地よく
過ごせます。
備える、コレが大事☝🏻
我が家も
梅しごとの準備をしたり
3月に仕込んだ味噌のたまりチェックをしたり
夏の酷暑への備えを少しずつ始めています。
旬の食材を食べたり
目や耳、鼻…五感をフルに使って
陽の氣や自然のエネルギーを感じ、
こころとからだを満たして
本格的な梅雨、これから迎える夏に
備えましょ✨