瞑想講座ー3.11に寄せて。 | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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愛知県日進市にある小さなサロン・スクールです。
ここは、植物、香り、音…自然の力でこころとからだをゆるめて満たす,
あなただけの3rd place。

東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?

今月から参加している

瞑想講座。




 

 

瞑想については前々から気にはなっていて

身近な方からもその効果を

聞いていたので

やってみたいと思っていました。

 

 

でも瞑想がいいと聞くけど

やり方がわからないし

何がどういいのか?

を知ってから始めたいなと思っていたところ

 

 

ちょうどヨガの先生の瞑想講座が

始まるタイミングだったので

申し込んでみたのです。

 

ずっと受けてみたかったけど
タイミングが合わず…
ようやく第3期で
念願叶いました。
 
でもこのタイミングが
私にとってベストだったんだなぁと
感じました。
 

 

先週の木曜日は

初めての瞑想会でした。

 
 
心地よいマントラの響き。
ただ ここにいる という感覚。
  
 
瞑想中は
ただただ、生きていることへの
感謝が溢れてきました
 
 
人も自然の一部であり
循環によって生かされている
 
そのことを忘れて
傲慢になっていない…?
  
 
改めて自分自身に問いかける
機会になりました。
 
 
この日、3月11日の瞑想会は
『命』についてがテーマでしたが・・・
  
 
10年前のこの日
多くの命が失われました。
 
 
私自身、直接被災してはいませんし
突然の災害で喪うとは違うかもしれませんが…
 
この10年のあいだに私は
 
不妊治療でようやく授かった我が子を
生後10日で亡くし
 
絶望の底から光を信じて進み始め、
翌年再び宿ってくれた
2つの命のうちのひとつを
お腹の中で喪いました
 
今、3歳になる双子のかたわれに翻弄されながらも
子育てできるしあわせを感じる日々ですが、
育てることのできなかった
2人のことを思わない日はありません。
 
瞑想中の
 
いま、ここにある命も
奇跡だということ
 
というコトバ。
 
今日はおやすみを言えたけど
明日おはようを言えるとは限らない
 
当たり前に来ると思っていた明日は
永遠に来ないかもしれない
 
日常の慌ただしさに
つい忘れてしまいそうになる
大切なことを
改めて心に刻むことができました
 
 
******************
 
 
10年という月日が流れてもなお
苦しんでいらっしゃる方も多いと思います
 
大事な大事な命を喪うことの耐え難い苦しみ
その後に起こる身体と心の反応や
前を向くことの難しさを身をもって知って
それが誰かの糧になるなら…と
グリーフケアを学び始めた私が伝えたいのは
 
無理に前を向こうとしなくてもいい
 
今その感情はあなたにとって必要な感情だから
蓋をしないですべて味わって
 
今のあなたを否定しないで
すべて許可していいんです。
 
○○の分まで生きなきゃ
○○のために前を向かなきゃ
 
誰かにそう言われて
自分に言い聞かせている方も
いるかもしれません
 
それが生きる原動力になれば
素晴らしいことだけど
 
それが苦しくなる時もきっとくる
 
だからまずは
 
 
自分のために
自分が生きたいように
悔いのないように生きる
 
 
自分の人生を生き切ること。
 
誰かの人生まで背負うことはできないから。
 
自分の人生は
他の誰でもない自分だけのもの
 
誰かに何を言われても
自分の内側の声だけ耳を
傾けてみてください。
 
 
しあわせは外側の世界にはない
 
すべては自分の内側にある。
 
あれから4年経った今なら
その言葉の意味が
分かる氣がします。