【たいせいのこと】『命日占い』ー月命日に寄せて | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?

先週の土曜日
8月15日


終戦記念日のこの日は
たいせいの月命日でもあります


戦争は実体験はないので
ただ思いを馳せることしか
できないけど


たいせいがお空に還ってからは
『生』と『死」を
より意識する日になりました


よくこの時期に放映される
『火垂るの墓』は切なすぎて
見ることができない時期もありましたね…


たいせいだけじゃなく
おじいちゃんやご先祖さまを思い
自然に手を合わせて
感謝するようになりました


 そして、この日に
まだ読めていなかった本を
ようやく読みました

読みたい本がいっぱいで
積ん読状態…笑い泣き









西洋占星術も四柱推命も

『生まれた瞬間』の時を切り取り
それを元にどんな資質を持ち
どんな可能性を秘めているかを
読み解きますが


じゃあ…
『命日占い』は何を読み解くのか?


命日占いとは
この世に生きる『遺された人』と
あの世に旅立ってしまった
『故人』との関係性を
『命日』をもとに占うもの
だそうです



生まれた日が意味を持つように
命日にもまた、必ず意味がある



『生きる』とはなにか
『死ぬ』とはどういうことか


宇宙の法則
二元論
(世界はすべて陰と陽でできている、ね)
仏教の教え
 
などから
『生』と『死』の捉え方を
示してくれています


東洋医学(陰陽説)や
占星術を少し知っていると
この世界観(死生観)が
とてもしっくりきます


知らなくてもこの本を読めば
なんとなく理解できるんじゃないかな
と思うし
『死』との向き合い方が
変わるかもしれない


私も
この本を読み終えた頃には
『死』というのは
必ずしも永遠のお別れではないんだと
思えるようになっていました


前に読んだ
『さよならのあとで』の
読後感によく似ています




『お別れを受け入れる』ことで
心の中にその人の居場所が設けられ
故人との絆を取り戻すことができる



この本は
単に『占う』だけの本では
ありませんでした


占星術師である著者自身
小さい頃大切な人を亡くした経験があり
本の端々に散りばめられている
言葉は優しさに満ち溢れていて
心にすっと溶け込みます


読み進めていくと
ずっと心に留めておきたい
言葉にいくつも出逢い
それだけで
この本を読んでよかったと
思えました
 


そして…
肝心の『命日占い』を
ちょっとドキドキしながら
やってみたのですが。


私の誕生日の星座と
たいせいがなくなった日の星座
が重なったところのメッセージ


少し読んだだけで
鳥肌が立ち
氣づくと涙が
止まらなく溢れていました


この命日占いでは
亡くなった人との
『忘れていた約束』を
思い出すこともできると
書かれていました


私は

たいせいがこの世に生まれてきた意味
私に会いに来てくれた意味
たいせいの氣持ち

それをずっと知りたかった


知りたくて
ずっと答を探していて
でも見つからなくて


そして結局
意味なんてなくて
正解かそうでないかは
自分次第
ということに気づいて


でも私なりに

たいせいとの約束

というものに
辿り着きました


それが

セラピストとして生きる

だったわけですが


ただやっぱり
正解はわからないし
たいせいが何か言ってくれるわけでもなく
独りよがりかな
こじつけかな
と揺れ動くこともありました


だから
該当のページを開くときは
恐る恐るでした…笑


でも
そこに書いてあったのは
私が受け取った言葉(氣がした)
そのままでした


『たくさんの感動体験(心を震わせる
経験をする』
『外の世界にいつも興味を持っておく』
この2つがこの命日が残した
あなたへの課題

『もっと自分の気持ちを大切にして』
というサイン

『誰かの心を満たして、自分も満たされている』
という喜びを
自然に周囲に与えることができる
あなたになる

『後悔の念』ではなく
『感謝の氣持ち』で






私には
見えないものが見えたりとか
聞こえない声が聞こえたりとか
特にそういう力はないし
感じたこともないけど


たいせいからの声は
ちゃーんと受け取って
いたんだな、私


そして
読んだ後の方が
前よりももっともっと
たいせいを近くに
感じられるようになりました


私たちは繋がっている
 

改めてそう氣づかせてもらえた
この本に感謝です



最後に
この本でもおすすめされていた本を
ご紹介します


私も次に読んでみようと思っています