たいせい、4歳になりました
毎年、6月4日だけは
仕事を休んでいます
私にとって
大事な、大事な日だから
ちょうど健康診断の時期なので
それを口実に午後から半休を取るのですが
今年はコロナの影響で
各自今月2回休みを取らなければならず
私は4日にしました
うちの会社もそろそろやばいかな…
午前中は健康診断のため久しぶりに名駅へ
たいせいを出産して1ヶ月後
健康診断でここへ来たときは
この風景を眺めているだけで
涙が溢れていました
産んだ子がこの世にいないのに
世間は何も変わらずに動いていて
自分だけが取り残されている感じ
なんで私はここにいるんだろう
私だけがどうして生きているのか
まだ母乳も出ていて
お腹の傷も痛むのに
どうして私はひとりでここにいるの？
妊娠、出産経験を聞かれ
答えることすら地獄のように感じていた
あの日から4年
この風景も少しずつ変わっているように
私の気持ちも少しずつ
でも着実に変わっている
ただただ悲しくて苦しかった日々から
少しずつ前を向いて
一歩一歩進んで
時には後ろに下がったりもしたけど
気づけばここまで来ていた
たいせいのことを思うと
今でも逢いたいし
もう一度抱っこしたい
でも
今は悲しいよりも
ありがとうの
気持ちが大きい
大丈夫
悲しいときは
泣いていいんだよ
感情を味わい尽くせば
手放せるから
言われたことは
本当だった
無理に上がろうとしてはいけない
悲しみのプロセスは
ショートカットできないから
焦らずじっくりと
自分の感情と向き合って
蓋をしないで出し切ってね
健康診断の帰りに
ケーキの材料とお花を買って帰りました
プレゼントは事前に用意してあって
毎年恒例パパからはトミカ
ママからは絵本
でも今日またかわいいクッキーと
おもちゃを見つけて買っちゃった
4年前の今日生まれて、
たった10日間しか一緒に
過ごせなかったたいせい
でもその10日で
私の一生を変えてしまうほど
大きな存在
前にも書いたけど
何度も輪廻転生を繰り返し
徳を積んだ赤ちゃんは
早くに亡くなるか
重い障がいを持って生まれることを選んで
周りの人を成長させるんだって
すごい魂の持ち主なんだよ
だからたいちゃんは、
私を成長させるために
生まれてきてくれたんだと思ってる
そして今も親のように
私たちを見守り続けていてくれる
信じるか信じないかはあなた次第な話ですが…
仏教のこういうお話、私は好きです
たいちゃん
4歳、おめでとう
たいちゃんと約束したこと
もうすぐ実現できるよ
たいちゃんに会えてなかったら
夢の夢で諦めてた
たいちゃんに会えたから
変われた
私の息子になってくれて
本当にありがとう
だいすきだよ
