1冊の本が私の手元に届いた。

2006年12月20日 35歳の若さで白血病と闘い
天国へと旅立ってしまった...

カンニング中島さんが遺した最期の日記。

『家族の たからもの』

この本には溢れる程の愛が、込められてる。


子供の頃からの夢、奥様との出会い、結婚、
出産、芸人としての開花....

そんな幸せの絶頂を迎えてた矢先の発病。


何冊もの日記に綴られた、病気との闘いや
家族への愛。



カンニングとして竹山さんのキレキャラを
温かく、なだめる中島さんの印象がある。



でも、この本の中には人としての優しさ、強さ、温かさ
そして、いつも回りを明るく元気にしてくれる
中島さんの人柄があらわれてた。



本の中に、

『はじめての共同作業』
..と題された入籍秘話。

入籍した日に野球が大好きだった中島さんの提案で
千葉マリンスタジアムで野球観戦。
...これが、ご夫婦の新婚旅行だったそうです。


そして、同じ病で戦ってた
本田美奈子さんとの手紙のやりとり。

長い闘病中、同じ病の人達の死。
そして、互いに手紙で励まし合ってた、本田美奈子さんの死.....


芸人としての再起を願い、そして何よりも
家族と川の字に寝られる幸せを感じ
辛い治療に懸命に耐えて来た中島さんの記録。

この何冊もの日記は中島さんの希望により

『家族のたからものにしてほしい』とサンミュージックの社長に
託された物だそうです。

亡くなられてから3歳になった息子さんを連れ
奥様は新婚旅行先でもある

千葉マリンスタジアムを訪れ家族で溢れてる球場内
お父さんの影響で野球に感心をもつ我が子を
膝の上に乗せ、観戦したそうです。


こんなに愛がいっぱい溢れてる本に出会ったのは始めて。

普通の事が一番幸せなんだ...って事を
改めて思わせてくれる中島さんのメッセージ。


母親としの家族への想いは日々心の中にあります。

この本は、男として、父親として家族、友人への想い
同じ病で戦ってる方へのエールが込められてます。

同じ事務所に所属してる私も
まだ、カンニングとして二人舞台にたってる姿が
真新しい記憶に残ってる。


ぜひ、多くの方にこの本を読んでもらいたい。

そして、カンニング中島忠幸.追悼特別番組が放送されます。


『翔太へ...最期のメッセージ
カンニング中島全記録


12月22日(土曜日)13時30分から『日本テレビ』『北海道STV』

12月30日(日曜日)16時25分から17時25分『福岡放送』『広島テレビ』


2008年1月16日(水曜日)24時59分から『静岡第一テレビ』





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『家族のたからもの
-夫.カンニング中島が遺した最期の日記