引き続きふりかえりが続きます。今回は中学生編です。

 

中学生編

(娘)
笑顔で過ごす(ありがとう、ごめん、ダジャレとモノマネで友達増える)
優先順位をつけて生活する
キャラ変(先生総入れ替え)
学年会長職に就く(リーダーシップを学び実践する)
検定(漢検・英検・数検・手話検)
テスト計画表(PDCAサイクル)
読書継続
部活、友達との遊びの時間を含めた生活リズム


(親)
積極的に学校生活や交友関係を知ろうとする態度
変更可能な家庭のルール作り
助け合いの精神
実況中継
相談には乗る
干渉しすぎない(生活、成績)
ご褒美システムは無い


公立中学へ進学しました。
仕事の都合で夜遅いため、中学校のすぐそばに住んでいる知り合いにお願いし、隣の学区の中学校へ入学しました。

何かあったときはその人を頼れるようにしました。

同じ小学校からは5人しか進学しないので、友達作りも1からという感じでやや不安そうでしたが、担任の先生が素晴らしい方で、よくフォローしてくださいました。本当に感謝しています。


思ったより早く学校に馴染むことができましたが、「まじめキャラ」から脱却できずにいました。

そこに転機が訪れます。内弁慶だった娘が学年会長という役職に就き、人前に立つようになったのです。

なぜそうしたのか聞くと、内申書が良くなりそうだから・・・・・・(確かにそうだが)。


しかしそこからさらに友達が増え、頼られることも増え、頭がパンクすることもしばしばでしたが、頑張りすぎないように頑張る、ということを理解したようです。

 

部活はこれまで通り水泳に行っていたので学校でも水泳部に。

人数が少なくて自動的に部長になりました。
中1のとき6人(男子5人、女子1人)
中2のとき5人(男子1人、女子4人)
中3のとき10人(男子3人、女子7人)
中体連の壮行式でなかやまきんに君のモノマネをした日に、周りの見る目が変わったそうです。

なぜか一気に女子人気が高くなりました。きんに君ありがとうございます。

 

学年会長が水泳部の部長もやってて、時々モノマネまでやってる・・・それまでのキャラとのギャップで日に日に人気者になっていく娘を遠くから目を細めて見ています。水泳は結局、本人の意向で中3の3月まで続けました。


中3の誕生日の日は朝から一日中「○○先輩、お誕生日おめでとうございます!」「○○おめでとう!」「キャー!○○先輩が手振ってくれた~!」などというマンガのような日もありました。

 

勉強は学年で7~2位の間を行ったり来たり。同じクラスに鉄壁の1位がいるので、なかなか毎回悔しい思いをしているようでした。中学校のうちに1回ぐらい1位取りたいなぁ…とずっと言っていた娘。中3の最後の模試で見事1位を取りました。さすがです。

 

基本的に私も主人も結果については特に何も言いません。テスト前に体調を崩さないように声をかけるくらいです。

結果は結果でしかありません。テストの日まで一生懸命やってる姿の方が興味あります。

 

私も主人も塾生のケアの方が忙しいので、娘の勉強には口を出す暇がありません。聞かれたら答えるくらいです。
小学校の後半くらいから、テスト前に計画表をつくって机の前に貼り、やることリストを消していくというのを続けていました。

 

テストもそうですが、検定についても私が知らなかった秘密が判明しました。
漢検に合格すると、使っていたテキストの表紙にでっかく「合格」と油性マジックで書くという儀式を小6から一人でやっていたそうです。中2のときに知りました。

「なんでそんな面白いことひとりでやってたの!ずるい!」と言ったら「じゃあ次受かったら見せてあげるよ」とほほ笑んで漢検2級に合格。一緒に2級のテキストに書き込む儀式を執り行いました。

 

それから、円周率のことです。
ある日、理科の先生が「私は円周率80ケタは言えますけどね、〇〇(娘)さんはどうですか?」となぜかマウントを取られそうになったのですが、娘に適うわけがありません。もう嬉しくてうれしくて、相当ニヤニヤしてしまったと話していました。
「はい、私は小6のときに204ケタまで暗記しました。今は100ケタくらいしか覚えていませんが。」とまじめに言うと、先生は半笑いだったそうで。あの時の暗記沼がここにきて活きるとは思いもしませんでした。

 

そんなこんなで毎日学校、学年会長の仕事、部活(水泳)、勉強、検定、友達と遊ぶ、、、やることいっぱいの娘ですが、自分で決めている時間の使い方なので口出ししません。

疲れてるのかな?というときは「今疲れてるでしょ」頑張りすぎのときは「怖い顔してるよ」昼寝している時は「寝てるのね」と実況中継しておきます。そうすると次の行動に移りやすくなるようです。

 

中学校に入ってから、より一層手話への興味が高まりました。

手話技能検定は2級まで取得。中2の終わりくらいにろうあ協会主催のイベントに参加し、その時の経験を英語のスピーチコンテストで話しました。

 

現在娘は高校生、これまでの積み重ねが、そのまま今の娘の姿だなぁと思います。

そして何より実感しているのは、親がやっていることは子どもは絶対にまねをするということです。


話し方、態度、習慣などは特に大人が気を付けなければなりません。

子どもに対して「こうしてほしい」「こうなればいいのに」と思っているなら、まずは自分の行動や習慣を見つめ直すのが良いと思います。

 

成人するまであと少し!
一生親子ですが成人を迎える暁には、彼女が将来やりたいことを、信頼し合える誰かと一緒に協力して取り組んでいけることを日々望んでいます。

塾生たちも面白い子が多いですが、娘は特別面白いと親バカがこっそり思っています。