ピグライフの企画アイテムで、
ペレットストーブがありますが、
実は、被災地、岩手では、
全く無関係なものではないのです。


震災のかなり前から、
岩手県では、ペレットストーブを推奨していて、
木質バイオマスエネルギーといいます)
ストーブを製作している企業、
燃料であるペレットを販売している企業が、
何社かあります。


ストーブを製作・販売していた会社の一つ、
石村工業さんは、
釜石の岸壁に工場があり、
津波で被災したのですが、
なんとか、ストーブの製造を再開できた模様です。


こちら↓ 参照

http://www.craftman-pe.com/


ペレットストーブは、
主に、間伐材を利用して作ったペレットを燃料に、
石油や電気を使わないで利用できるストーブで、
数年前から、「エコな暖房」として、
岩手では知られています。


ちなみに、私の職場にも、数台、設置されていて、
全館暖房も、チップボイラーで行っています。


「木材を利用するのに、エコ?」って、
思われるかもしれませんが、
森林って、一度人間が入ったところは、
ちゃんと手入れをしないと、
その機能が失われてしまいます。


手入れをした結果、出てきた間伐材は、
使い道が限られていて、
これまでは、なかなか有効に、
活用することができませんでしたが、
ペレットストーブの導入により、
燃料に間伐材を、
利用することができるようになりました。


「ほ~ ペレットストーブって良いことばっかじゃん~」


いえいえ・・・

良いことばかりではないのです。


ストーブ自体が、
ちょっとお高めなのです。


各社、オープン価格などなので、
本体の正確な金額はわからないのですが、
家庭用で、大体20万以上はしたと思いました。

設置工事費が別途かかるので、
4~50万は見積もった方がいいかな?


燃料のペレットも、
実は、そんなに安くはないし、
重いし、かさばるし、
一戸建てでも、結構大きいお家じゃないと、
維持管理は大変かもしれないです。


手入れは、簡単だとは言っていますが、
木材を燃やすので、
それなりに灰は出ますし、
灰のかき出しは必要です。


ピグライフで、この企画アイテムが出た時、
速攻で木を植えたのは、
募金だけではないかも・・・です。


ペレットストーブが、アイテムとして出たことに、
嬉しくて植えたっていうのも、
半分あるかもしれないです。


「なぜ、この企画で、
 ペレットストーブをアイテムにしたのか?」


私のこの記事を読んで、
少しでも理解していただける方がいたらいいな・・・


そう思って、書いてみました。


アメーバの肩を持つわけじゃないですが、
何も考えずに企画してるわけじゃ無いと思うぞ。