今朝、いつものラジオ番組で、
「岩手県の’10年の自殺率が、ワースト1位になりそうだ」という、
非常に残念なことを聞きました。


私の周りでも、
自ら命を絶ってしまった人が、たくさんいます。

同級生や幼馴染など・・・
本当に残念でなりません。


かくいう、自分自身も、
通院前は、職場を休んでは夜間徘徊し、
車で岸壁から海へダイブしてしまおうかと、
何度思ったことか・・・。


最終的に、通院を決意させたのは、
甥っ子の誕生でした。


・・・
私は、小学校に上がる直前、
叔母を亡くしています。

怖くて、いまだに母に聞けないのですが、
叔母は、自殺したのだと思っています。

当時の状況から、幼心に、
「ああ、叔母は、自分から天国に行っちゃったんだ」と、
何故か、そう理解していました。


・・・
通院する前・・・
当時は、毎日が辛く、泣いてばかりでしたが、
生まれたばかりの甥っ子を見て、
「この子に、叔母が亡くなった時のような、
悲しい思いをさせるのはやめよう」と決心し、
自分から、「病院へ行きたい」と、両親へ相談しました。

すったもんだ、話し合いをした末、
結局、上司に相談をして、
会社で紹介してくれた、今の病院に通うことになり、
現在へ至る~ のですが・・・

きっかけは「甥っ子」ではありますが、
やはり、病院へ通うことに決めて、
良かったと思っています。


時々、「いなくなりたい 消えたい」と、
衝動的に思うことがありますが、
そんな時は、甥っ子の笑顔の写真を見て、
「大丈夫、大丈夫」と、自分に言い聞かせます。

自然と、嫌な気持ちが薄らいでいきます。

それでもダメな時は、
ブログに書き殴ったりしますけれど・・・


岩手では、自殺予防のために、
さまざまな取り組みを行っていますが、
今回の統計で「ワースト1位」になるとなれば、
まだまだ、取り組みが浸透していないのかもしれません。

悩みを抱えた人の相談窓口や、専門の医療機関も沢山あるので、
「誰かに相談したい」、「どうも、調子が悪い」という方は、
遠慮せずに、利用してもらいたいです。

また、本人の周りの人も、
「何か様子がおかしい」と感じたら、話を聞いてあげたり、
受診を勧めるなど、声をかけてあげてほしいです。