見ちゃいました。
4時間、びったり・・・

集中力が無いので、
長い映画は、途中で飽きてしまうことが多いのですが、
この映画は違いました。

難しい内容なのかなぁ?と、
期待半分で見たのですが・・・

いやぁ、最後まで飽きずに、
見ることが出来ました。
(ブーシュカのいじり作業をしながらでしたがw)


「日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した」
ということしか、知識が無かったのですが、
これ・・・かなりの問題作ですね^^;


フィクションと言いつつ、
ほぼ、日航の話・・・ですよね。

御巣鷹の墜落事故も勿論ですが、
ウィキで「日本航空の歴史」を読むと、
経営陣の闇の部分がそっくりそのまま、
再現されてて、ビックリです。


御巣鷹の事故の場面では、
いきなり、号泣してしまいました;;

当時、私は中学生でしたが、
何故か、鮮明に覚えています。

ずっとニュースばかり見ていて、
航空用語?に妙に詳しくなったりしてましたw

その頃はまだ幼くて、
家族を亡くされたご遺族の気持ちが、
よくわかっていなかったのですが、
今は、とてもよくわかります。

大切な人を突然失う悲しみ・・・
耐えがたいことだったろうと思います。


映画の後半部分は、
政治絡みの、会社の闇の部分を中心に話が進み、
一瞬、三浦友一さんが嫌いになりそうでしたw

しかし、去年、会社更生法の手続きをとった、
日航の一連の騒動を顧みれば、
もしかして、なるべきしてなった結果なのか?と、
思わざるをえません。

実際の所、どうなんでしょうねぇ・・・。


それにしても、渡辺謙さん演じる恩地さん、
考え方が一貫してブレないのがいいよなぁ。

友人と袂を分かちながら、
自分の信念を貫き通すって、
実際、できることじゃないもんね。


残念だったのは、
飛行機が飛ぶシーン。。。

日航の協力が得られなかったから、
仕方が無いんだろうけれど、
ほとんどCGでしたもんねぇ。

たしか、いいともに渡辺謙さんか石坂浩二さんが、
テレホンで出演された時、
空港のシーンをフィリピンのマニラだったかで撮影して、
冬のシーンなのに、暑くて大変だったと、
話していたように記憶してますw

明らかに合成だと分かっちゃったから、
日本のCG技術、まだまだだなぁと、思っちゃいました。


それにしても・・・
久しぶりに、見応えある映画を見ました^^

一応、録画もしといたので、
あとで、もう一回、見ようかなぁ~。