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台湾の地図をひもとくと、
(翻開台灣的地圖)

関西、岡山、松山、清水、三重、池上など

(關西、岡山、松山、清水、三重、池上等等)
日本人に馴染んでいる地名はあちこちに点在しています。
(到處散見著日本人熟悉的地名)

たまたま日本と同じ地名を持つ都市もあり
(有碰巧和日本擁有相同地名的都市)

また日本人によって命名された地名は少なくありません
(也有不少是由日本人所命名的地名)

これからいくつ有名な地名を挙げてかいつまんで紹介します

(以下將列舉一些有名的地名做大略的介紹)


高雄:
日本統治時代から残っている地名の中に一番有名なのは、

(從日治時期殘留下來的地名當中,最有名的地方)
台北に次ぐ第二の都市、高雄です。

(是僅次於台北的第二大都市,高雄)
もちのブログ
↑観光局からダウロードした写真

高雄もとの名前は「打狗」(ta-gao)(原住民の言葉で「竹林」という意味)
(高雄原本的名稱是「打狗」『在原住民的語言中,是竹林的意思』)

日本時代に「その漢字は卑俗」の理由で、発音の近い「高雄」と改名されました。

(日治時代,因為覺得這個漢字不文雅,所以改稱為發音相近的高雄)
ちなみに日本の高雄は京都紅葉も名所である。
(此外,日本的高雄是京都有名的賞楓地點)

(「日本にも高雄があったけ?」疑問を抱えている方もいるので、ついでに言います)

(因為之前有人問我「日本也有高雄嗎?」,所以順便說一下)


松山:
空港と台北小巨蛋(台北ドーム)を擁する松山は台北の行政区画の一つ。
(擁有著機場與台北小巨蛋的松山,是台北的行政區之一)

これも日本時代に定められた地名です(もとの名前は錫口でした)。

(這也是日本時代所定下的地名「原本的名稱是錫口」)
今は台北の松山空港から羽田空港までの航空便が開設される予定となっているから、

(因為現在有開設台北松山機場到羽田機場的直飛班機的計畫)
前は台湾の掲示板でこのことを問う人を見かけました。

(以前在台灣留言板看過有人在問這個問題)
そしてあれは羽田と四国の松山のことを言っていると勘違いした人も少なくないw

(結果以為他在問羽田機場和四國松山的人也不少)


板橋:
昔はこの辺りは檀木で作った橋があったから、「枋橋頭」と呼びました。
(以前在這附近有檀木所作的橋,因此稱為「枋橋頭」)

日本時代に枋を略字の板に変えて、日本風の「板橋」になっていった。

(日本時代將枋改為略字板,變成帶有日本味道的「板橋」)


三重:
元の名前は「三重埔」でした。(埔は平原の意味)

(原本的名稱是「三重埔」『埔是平原的意思』)
昔ここに移住した移民達は、初めて開拓した土地は「頭重埔」と名付けました。
(以前移民到這邊的居民們,將首先開拓的土地命名為『頭重埔』)

そして「三重埔」は開発した三つ目の平野(もちろん「二重埔」もあります)。

(而「三重埔」是第三個開發的平原『當然也有二重埔』)

約50年前に「三重市」となっていたけど、
(雖然約在50年前,這裡改名為「三重市」)

「三重埔」という呼び方は今でも台湾語の中に残っています。

(但「三重埔」這樣的稱呼至今仍留在台灣話裡面)


關西:
台湾の「関西鎮」は新竹にある小さのな町。
(台灣的「關西鎮」是位在新竹的小鎮)

昔は鹹菜(台湾式の漬物)をたくさん生産していたので「鹹菜棚」と呼びます。
(以前因為此地盛產鹹菜『台灣的醃漬物』所以稱為「鹹菜棚」)

日本人はここに来たとき、台湾語の鹹菜(kiam Tsai)が関西を聞き間違えたから、

(日本人初到此處的時候,將台語的鹹菜誤聽為關西)
関西になっていました。

(所以變成關西)


清水:
台中県の海岸部に位置「清水鎮」は美味しい「米糕」の産地として知られています

(位在台中縣海岸的「清水鎮」是知名的「米糕」產地)
(米糕は台湾伝統的な食べ物、もち米に豚肉と椎茸を混ぜ込んで蒸したもの)
(米糕是台灣傳統的食物,在糯米當中混入豬肉與香菇蒸煮而成的東西)

昔は原住民「牛罵頭社」の住む所、だから「牛罵頭」と称していた。

(以前這裡是原住民「牛罵頭社」的住所,因此稱為「牛罵頭」)
ここは清らかな水が湧いているから、日本時代に「清水」と改名しました。

(因為這裡有清澈的泉水湧出,所以日本時代改名為清水)

ちなみに、台湾には「清水斷崖」という崖があります

(此外,台灣也有一個叫做「清水斷崖」的斷崖)
この崖は花蓮県の有名な観光スポットです

(這個斷崖是花蓮縣知名的觀光景點)
もちのブログ
↑観光局からダウロードした写真

名前の由来はハッキリ分からないですが

(名稱的由來雖然不是相當明確)、
道を建設したときに工事で殉職し「清水さん」を記念して名付けられたという説があります。

(不過有一說,是說會取這名稱,是為了紀念道路建設時殉職的清水先生)


豊原:
台中県最大な都市豊原市は原名「葫蘆墩」でした。

(台中縣最大的都市豐原市原名「葫蘆墩」)
この一帯の土地が肥沃で良質の米を産出していたことから、

(這一帶因為土地肥沃,出產品質優良的稻米)
日本時代に豊原と改称されました(名前は豊葦原から)。

(所以在日本時代改稱為豐原『這名稱從豐葦原來的』)
ここの米は、昔天皇に献上されたこともあります。

(這裡的米,在以前曾經進貢給天皇)
今は台湾の伝統的なお餅で名を馳せた町です

(現在是以台式傳統的餅而聞名的城市)

                        続き.....

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