【アメリカの大手豚肉生産企業が中国企業に買収されるまで】

 

ウェンデル・マーフィー氏は、ノースカロライナ州の州上院議員として、養豚業界における工場型農場の発展を支援するために、28の法律を可決しました。

この法律は、工場型農場に対する訴訟を制限する内容を含んでおり、養豚業界の効率化と拡大を促進するものでした。

 

これらの法律の可決により、工場型農場が法的な問題に直面するリスクが減少し、スミスフィールドなどの企業が大規模な養豚施設を運営するための基盤が整えられました

 

マーフィー氏は議員を辞職した後、スミスフィールドと提携し、倉庫型の豚飼育施設「マーフィー1100」を導入しました。

〈スミスフィールド・フーズの提携農家で使用される集中型畜産施設(CAFO)の一例〉

 

この施設は、養豚業の効率化を目指したものでしたが、動物福祉や環境問題の観点から批判を受けることもありました。

 

③スミスフィールド・フーズが採用した集中型畜産施設(CAFO)モデルは、効率と生産性を大幅に向上させたが、その結果、豚肉の価格が大幅に下がり、小規模で独立した養豚農家がその価格競争に耐えられなくなった

 

④この結果、スミスフィールドが州内の豚肉生産の大部分を支配するようになったと言われています。

特にノースカロライナ州では、多くの養豚農家が市場から退場を余儀なくされ、一部はスミスフィールドと契約して運営を続ける形になった。

農家たちは自分たちの土地を失い、「土地付き契約労働者」のような立場になった。

 

 

スミスフィールド(Smithfield Foods)は、2013年に中国系のWHグループ(万洲国際有限公司)に買収され、

豚肉生産と食肉加工の分野でさらに拡大し、世界最大手の地位を確立しました。この買収により、スミスフィールドはWHグループの完全子会社となり、中国を含む国際市場への製品供給能力が強化されました。

万洲国際有限公司(WHグループ)によるスミスフィールドの買収は、中国市場への豚肉供給を強化する意図があった

 

 

スミスフィールド・フーズは、アメリカの豚肉市場で約 23% のシェアを持つとされています。

これは大手企業として非常に高い割合ですが、業界全体で見れば他にも競争相手はいます。

 

 

(私の感想)

上記は及川幸久さんの説明と、ケネディジュニアの説明を踏まえて、

AIに情報を聞き出して、それをまとめたものです('◇')ゞ

 

ちょっとだけ補足ですが…

 

『CAFO(集中型畜産施設)は豚を屋内で効率的に育てる方法で、特に大規模で効率性を最大化するために設計されており

「マーフィー1100」以前から集中型畜産施設(CAFO)は存在していた。

 

CAFOの歴史は20世紀初頭まで遡ることができる。

 

特に科学技術の進歩や産業革命後の大量生産の需要が高まったことで、効率的な飼育方法が注目されるようになった。

 

例えば、ビタミンや抗生物質の発見によって、動物の健康管理が進化し、集中的な飼育が可能になったのが大きな転換点だった。

また、農業技術の進歩や国際貿易の発展も、このような大規模畜産施設の普及を促した。』

 

20世紀初頭から、CAFOという施設があったんですね!

Σ( ̄□ ̄|||)

 

これは、室内、例えば倉庫のような場所で、

豚を大量に管理して育てていく施設なのですが、

豚に対して非人道的な扱いであるという批判もあり、

ロバート・ケネディ・ジュニア氏は環境問題弁護士でしたから、

このような施設での豚の飼育に対する訴訟を扱っていたとのことです( ˘•ω•˘ )

 

『ロバート・ケネディ・ジュニア氏は、動物福祉や環境問題に関する議論を盛り上げてきた人物で、集中型畜産施設(CAFO)の非人道的な側面についても批判を行っていることが知られている。

彼は特に、農業の大規模化が小規模農家や動物に与える影響に注目していて、持続可能な農業を目指した政策提言や法的な手段を講じることもあった。』

 

しかし、ノースカロライナ州の州上院議員であったウェンデル・マーフィー氏は、

このような訴訟ができないようにノースカロライナ州の法律を変えてしまったんです(;´Д`A ```

 

そして、議員を辞めて、

CAFOを用いて大規模な養豚場を広げようとしていたスミスフィールドと提携…Σ(´∀`;)

 

豚肉の値段を、1/30程度に下げることに成功した様です…

Σ( ̄□ ̄|||)

 

そこで、周辺の独立した小規模な養豚農家が次々と潰れていき、

廃業に追い込まれたり、

スミスフィールド契約して、養豚を続けていくようになったりしたようです(;゚Д゚)

 

つまり、スミスフィールドのに命じられるままに養豚業を行う「土地付き契約労働者」になったんですね(◎_◎;)

 

こうやって悪どい手段を用いて、大きくなっていたスミスフィールドですが、

結局、中国系の企業に売却されてしまったんですね…

(@ ̄□ ̄@;)!!

 

そして、アメリカで安く育てられた豚が、

中国に売られて行くようになったんです(;´Д`)

 

これって…

最初からノースカロライナ州議員だったマーフィー氏が、

中国共産党に買収されていたために、

起こったことではないのでしょうか?(゚Д゚;)

 

日本にも中国共産党に買収されている議員はたくさんいますよね?( ゚Д゚)

特に、今の石破政権はひどい体たらくです…(;一_一)

 

今、東京などの関東周辺では、中国企業が火葬業者を買収していて、問題になっていますよね?( ˘•ω•˘ )

 

それだけでもぞっとするのに、

豚肉の大手生産会社が中国企業だったらと考えると、

食糧の安全保障が確保できないので、

直接的に国家の存亡に関わりますよね?(; ・`д・´)

 

アメリカの国内に中国勢力が浸透していることは、

オバマの頃から言われていましたけど、

ここまでひどいと思いませんでした(一一")

 

去年から米騒動が始まっていて、大問題になってますが、

大事な食材の一つである豚肉が中国企業によって生産されるような事態になれば、

お花畑星人の日本人も黙ってはいないでしょうね…(。-`ω-)

 

しかし、このような事態をおこさない方がいいに決まってますから、

アメリカのこの例を他山の石として、

私たち日本人自身が認識を変えていかなければならないと、深く思いました(-_-;)