何の「おとがめ」もなしなのか──。

 警察庁の中村格長官(59)が25日、安倍元首相の銃撃事件の責任を取り、国家公安委員会に辞職を願い出た。

 中村長官は会見で「来月には安倍元首相の国葬、来年5月にはG7広島サミットも控えている。新たな警備をこれから進める状況の中で、人心を一新した新たな体制で臨むのが当然」と辞職理由を説明した。

 一方、事件発生地の奈良県警と国家公安委員会は、同県警の鬼塚友章本部長(50)を減給100分の10(3カ月)にするなど6人を減給、戒告の懲戒処分にし、3人を内規に基づく処分とした。鬼塚本部長と警備部長、警備部参事官の3人が辞職の意向を示しているが、中村長官は「処分」なしだ。(後略)

(私の感想)
これは、酷いですね…(;一_一)

奈良県警本部長は、警察庁長官と同じく、自らの意思で辞任を表明していますけど、大幅な減給をされてますね(;´Д`)

この場合、更迭ではないので、退職金は満額支払われるのでしょうか?
そこは言及されてませんね…(・・;)

一方、中村長官は…
まさかのお咎めなし!!( ̄□||||!!
恐らく退職金は満額支給でしょう…(|| ゜Д゜)
そして、その先は、美味しい天下りが待っているのでしょうねΣ( ̄ロ ̄lll)


浅沼稲次郎暗殺事件(あさぬまいねじろうあんさつじけん)は、1960年(昭和35年)10月12日(水曜日)に東京都千代田区の日比谷公会堂で開催された自民党・社会党・民社党3党首立会での演説中の浅沼稲次郎日本社会党中央執行委員会委員長(日本社会党党首)が17歳の右翼少年・山口二矢に刺殺された事件である。
(中略)
翌日、大平(官房長官)が池田(首相)を強く説得し、臨時閣議を開いて山崎巌国家公安委員会委員長を更迭することが決まった。公安委員会が警察当局には責任はないと結論付けたため、警察庁長官と警視総監は更迭されなかった。


これ…以前起きた暗殺事件に対する政府の対応ですけど…
今回と全然違いますよね!!( ̄□||||!!

今回は全く閣議なんて開いてませんし…
政府の意思決定による責任の所在が、国民に全く知らされていませんね(((((((・・;)
現役の国会議員で、世界的に注目されていた元首相の暗殺事件で、政府が意思を示さないのは異常だと思いますよ!Σ( ̄皿 ̄;;

しかも、この以前の事件では、ちゃんと「暗殺」という記述がされてますよねΣ( ̄ロ ̄lll)
安倍さんの事件の時は「狙撃事件」ですよ!!( ̄□||||!!
この表現も異常だと思います…Σ(-∀-;)

もう…今の日本はとことん異常ですよね?(´;д;`)
60年代はまだマトモだったんだなぁ…って、どこでどう道を間違えたのか…って、悲しくなりました(TДT )