中国の、大阪への侵出。
新型コロナで話題になった武漢、コロナで深刻な被害を受けた大阪。
大阪の港湾局が”武漢とパートナーシップ港提携”、悪いジョークと思うかもしれません。

”計画している”という段階ではなく、すでに「締結した」という報告です。ネットには真偽不明の怪情報も飛び交いますが、本稿を書いている私は現職の地方議員であり、確認しました。(すでに大阪府のHPにも掲載済み)

実際に当事者も声をあげており、西村ひかる大阪府議(西村眞悟先生のご子息)が「先ほど大阪港湾局から経緯の説明を受けましたが全く納得がいかない。」が資料とともにtweet。

大阪港湾局とは、ある意味では「都構想を体現した組織」です。大阪湾内の複数港の港湾業務を所掌する大阪府と大阪市の内部組織を統合し、大阪府と大阪市が共同設置する部局。

いまネットでは、”維新か反維新”という軸で話したほうが拡散されるのでしょう、『都構想の狙いは中国への身売りだった!?』等。ですが、もはや次元の話であり、港湾つまり航路に関しては全国が影響を受けてくる話です。これは「関西」という一地方の話で論じるべきではありません

”武漢”は、新型コロナで有名になりましたが、その実態は「中国の工業地帯の一大集積地です。日系企業も多数進出している。ここと大阪港が深く連携するとなると、影響は大阪のみに留まらない。しかも関連資料には「一帯一路連通提携プロジェクト」という記載まである。

本稿では、”大阪府および大阪市”が締結した『中国の武漢新港管理委員会とパートナーシップ港提携に関する覚書(MOU)』における提携事項を正確に紹介します。関連HPにおいては”ポストコロナを見据えた(中略)のビジネスの一助”とあり、締結はされたが実体経済に影響を与えてくるのはこれからです。(後略)

(私の感想)
なんやねん、これ??Σヽ(`д´;)ノ
いつの間にか、大阪府及び大阪市が、支那共産党の計画している一帯一路構想に参加していたんですね?!ヽ(`Д´#)ノ

上の文章は、行橋市議会議員、小坪しんやさんのブログからの引用です。
かなりの長文なので、私の独断で大事だと思った場所を引用します。

まず、大阪府下の議員さんも、覚書締結前に、この内容を把握していなかった様で…
↑大阪府議会議員

↑泉南市議会議員

かなり、お怒りになられてますねΣ(・∀・;)
さもありなん…ですよΣ(´∀`;)

小坪さんのブログを引用します。

MOUを放置すればどうなるか。
日本の物づくりを支えた大阪の下町は、欧州に出荷するにあたっての「良い陸路」を入手する。海路は短く、ほとんどは鉄軌道。船よりも速い。ここだけ聞けば良いことだ。

しかし、大阪は、そして大阪近郊の企業群の物流は、中国の支配下に入ってしまう
私はごめんだ、と思う。

大阪だけじゃないよ、範囲は。
もっと広い。この港湾群を使う企業は、日本全国に及ぶ


阪神淡路大震災後から、神戸と共に、大阪の経済はかなり傷んでますからね(´-﹏-`;)
それ以前は、阪神地区は、世界の都市別GDPで7位くらいだったはず…(;´Д`)
今だと、多分30位にもランクインしていないと思われます。

ですから、手っ取り早く経済を復活させるにはいいのかもしれませんけど、
一度食らった毒饅頭は、喰らい続けるしかなくなります(・.・;)
支那に貿易路を握られるほど怖いものはないですよね(# ゚Д゚)

どれくらいの都市がこの大阪湾港を利用しているのかは分かりませんけど…
西日本の大阪近郊都市は、必ず利用しているでしょうね(´゚д゚`)
関西、四国、中国地方…くらいかなぁ…(・・?

幸い、覚書には法的拘束力はないらしいですけど、場合によっては拘束力を発揮することもあるそうですよ…(; ・`д・´)
それを個別に見ていかないと、具体的に分からないですよね(=o=;)




締結したのは『大阪港湾局』と『武漢新港管理委員会』です。
日本側は大阪港湾局となります。

ゆえにMOUに基づけば、大阪港湾局が”提携の終了”を求めれば、6ヶ月後に失効します
 
そして、大阪港湾局は、大阪府と大阪市が共同設置したものです。
ゆえに【大阪府知事】と【大阪市長】に権限があります。

これを議会で指摘することができるのは【大阪府議】と【大阪市議】です。

つまり、大阪府議会と大阪市議会が動かないと、この覚書を破棄できないんですね?( ´Д`)=3
それでは、両方の議会の議員さん達に頑張って貰うしかありませんね(-_-;)

上海電力の咲洲メガソーラーの件といい…
この件といい、維新が終に馬脚を現しましたね!ヽ(`Д´)ノ