■ニーメラーの警告を無視してはいけない〜「関西生コンを支援する会」結成される
4月15日、参議院議員会館にて「関西生コンを支援する会」結成総会が行われた。くしくも4日前、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の委員長・副委員長が、みたび逮捕されたタイミングとなった。参加者は約100名だった。
関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為であるストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為が行われている。これに抗するため「関西地区生コンを支援する会」が作られた。会の目的は「不当な長期勾留と接見禁止の即時中止及び保釈」「組合つぶしを目的とした、憲法28条・労働組合法1条2項に違反する不当捜査の即刻中止」「公正かつ迅速な裁判による無罪判決の追求」だ。
集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん(写真)はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した。
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ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
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そしてこう続けた。「いま日本で起きていることは、総合的な状況で言うならば、ニーメラーが言っていることです。この事件は労働組合に対する弾圧であることに異論はないですが、似たような状況が、あちこちにつくられています。弁護士への大量懲戒請求、相次ぐニュースキャスターの解雇、朝日新聞への攻撃、研究費をめぐる研究者への攻撃などです。すべてが、ニーメラーが言っていたように、声をあげない限りどんどんやられていく。なので私は今回の事件について、生コンの組合員じゃないから知らないとは言いたくない。ニーメラーの警告を無視してはいけない。一緒に押し返していきましょう」と訴えた。
なお、共同代表は鎌田慧さん(ルポライター)、佐高信さん(評論家)、宮里邦雄さん(弁護士)、海渡雄一さん(弁護士)、内田雅敏さん(弁護士)藤本泰成さん(フォーラム平和・人権・環境 共同代表)が務める。
(私の感想)
あまりの現実との乖離した内容に、思わずポカーンとなってしまいました…( ゚д゚)ポカーン
>労働組合としての当然の行為であるストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為が行われている
何をどう考えたら、こんな解釈になるのか??!Σ( ̄□ ̄;)
特に、詩を引用した人、本当に頭おかしいです(゜〇゜;)
妄想が酷すぎて、怖い…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ストライキで逮捕されるはずがないです(ヾノ・∀・`)
逮捕の理由は、主に恐喝ですよね…( ̄▽ ̄;)
普通の労働組合は、恐喝までやりませんけど…┐(´д`)┌
(労働組合は、反日活動をしてる組織ばかりなようですけど)
それに、参議院議員会館でこんな会合やるってことは、参議院議員に協力者がいるっていうことなんですよね?(# ゜Д゜)
具体的な名前は出ていませんが、一体誰なんでしょう?
国民の目も憚らず、こんな堂々と協力するなんて、驚きですよ(;゜∇゜)