ノーベル賞予想 英国“賭け屋”で村上春樹さんトップ

10月3日 7時08分
引用元:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010715081000.html



さまざまな賭けごとが盛んなイギリスでは、政府公認の「ブックメーカー」がノーベル賞の受賞について予想を行っており、文学賞では、村上春樹さんが、ことし受賞する可能性が最も高い候補となっています。 
 
イギリス政府公認の「ブックメーカー」のひとつ「ラドブロークス」では、ノーベル文学賞について受賞者を予想しており、村上春樹さんがトップとなっています。 
 
村上さんに続いては、シリア出身の詩人、アドニスさんが人気を集め、その後をアメリカのフィリップ・ロスさん、ケニアのグギ・ワ・ジオンゴさんが続いています。 

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今年も落選!村上春樹はそもそもノーベル文学賞候補ではないとの説が!?
2014.10.10
http://lite-ra.com/i/2014/10/post-535-entry.html

(前略)

 村上春樹はこれから先もノーベル文学賞は獲れないのではないか。こう指摘するのは、評論家で作家の小谷野敦。小谷野は、著書『病む女はなぜ村上春樹を読むのか』(ベスト新書)のなかで、春樹ノーベル賞の可能性について様々な角度から考察しているのだ。

 そもそも村上春樹はノーベル賞の候補に本当に入っているのか。そこから小谷野は疑問を呈する。というのも、この時期報道でよく目にする「下馬評で1番人気」「最有力候補」などというのは予想屋が勝手に予想しているだけもの。ノーベル賞の選考委員会は候補を公表しているわけではないノーベル賞委員会は50年経つと候補を公開することになっており、たとえば今年はじめに1963年の最終候補から三島由紀夫が一歩手前で漏れていたことがわかったり、当時日本では全くノーマークだった賀川豊彦が実は1947年の候補だったことが50年を経て初めてわかったり、などということがあった春樹がこのまま受賞しなければ、本当に候補に入っているかどうかは、50年経たないと真相はわからないというわけだ。

 小谷野が「ノーベル賞受賞に当たっては不利な要因」としてまず挙げるのが、「村上春樹は日本ペンクラブ会員ではない」ということ。そんなことで決まるの?と思うかもしれないが、日本人初のノーベル文学賞作家である川端康成は、日本ペンクラブ会長を17年という長期にわたって務めており、2人目のノーベル文学賞作家の大江健三郎も、ペンクラブ理事、副会長だった。

 しかも単にペンクラブの役職に就いていればいいというわけではなく、「根回し」が重要だと小谷野は見ている。川端は会長任期中に日本で初めての国際ペンクラブ大会を開いており、その関係で西洋へもたびたび行き、さらに国際ペンクラブの副会長も務めており、「西洋社会への根回しは十分だった」。大江も「海外へ出ることも多く、それなりに根回しはしていた」。一方、海外での評価も高く候補に入っていたが受賞には至らなかった谷崎潤一郎は、飛行機が怖くて一度も西洋へ行ったことはなかったのだとか。

 さらに政治的な立ち位置も関係している。小谷野に言わせると「ノーベル賞委員会は、少し左寄りである」という。たとえば、アメリカで初めてノーベル文学賞を獲ったシンクレア・ルイスや、授与されたが辞退したサルトルも、社会主義的だった。日本では保守派と見られる川端康成も「その辺はぬかりなく、戦後は平和主義の仮面をかぶり続けた。ノーベル賞をとってしまうと地金が出て、(略)以後日本ペンクラブは右寄りに」なったという。
当時大江健三郎はペンクラブを一度退会しているのだが、その後またペンクラブが左寄りに戻ると、戻ってきて理事になっている。そして「1984年には反核声明を出すなどしているし、大江は原爆、沖縄などを問題視する平和主義者としてふるまい、ノーベル賞にこぎつけた」。もちろん小谷野は、川端も大江も政治的な立ち位置だけで受賞したと言っているわけではない。優れた文学者として高く評価しているが、それだけではノーベル賞は受賞できない。たとえ文学者として優れていても、「日本人がノーベル文学賞をとるには、ロビー活動が必要」なのだ。対して春樹は、文学賞の選考委員もやらず、文壇の受賞パーティにも姿を見せないなど、文壇づきあいをほとんどしていないと指摘する。

 しかしかつては政治的な問題にコミットしないことを信条としていた村上春樹だが、近年は、イスラエルのエルサレム文学賞授賞式で「いかなる戦争にも賛成しない」「非武装市民の側に立つ」などとスピーチしたり、あるいは東日本大震災直後に受賞したカタルーニャ賞のスピーチでは反原発の立場を表明したりしている。いずれも日本国内でなく、海外向けという点で、ノーベル賞を意識した政治活動、根回しの一種とも感じられる。日本ではほとんどしない作家づきあいも、海外の作家との交流エピソードはときおり明かされるし……。

 それでも、村上春樹のノーベル賞受賞が厳しい理由は、作品そのものにもあると小谷野はいう。たとえば井上靖、遠藤周作、芹沢光治良などペンクラブ会長を務めながらノーベル賞受賞に至っていない作家もいる。これについて、彼らの作品が通俗小説とみなされていたからではないか、と小谷野は推察している。100年以上の歴史をもつノーベル賞なのでその受賞傾向を一概に語ることはできないが、ひとつだけハッキリしていると小谷野がいうのが「通俗小説には与えられない」ということなのだ。そして「春樹の作品は、ノーベル賞委員会が嫌う通俗小説なのではないかという気が私にはしている」。とくに日本でミリオンセラーとなり海外でもヒットした『1Q84』の内容は、通俗恋愛冒険小説である、と。

 純文学と通俗小説(エンタメ作品)との境界に意味があるのかというのは日本の文壇でよく議論されることだが、海外でも純文学と通俗小説の区別はあると小谷野は断言する。世界的に人気のあったフランソワーズ・サガンやグレアム・グリーンが受賞できなかったこと。アメリカの作家で、フィリップ・ロスやドン・デリーロは候補になっても、ジョン・アーヴィングがノーベル賞候補として名が挙がらないこと。それも純文学ではなく通俗小説あるいは中間小説とみなされているから。そういう意味で、日本でも「春樹を飛ばして」多和田葉子や津島佑子、堀江敏幸のほうが可能性があるのではないかとも予測している。

 村上春樹が本当にノーベル文学賞の候補に入っているかどうか。それは50年経つか、あるいは春樹が晴れて受賞するか、しなければ真相はわからない。しかし、

「(文学が売れない)状況の中で、村上春樹は、とりあえず純文学とされている作品を出して、大幅に売れており、世界的にも人気があって、ノーベル賞をとるかもしれないとなれば、文学などもう終わっているという世間の冷たい目にさらされている文壇としては、ぜひ春樹を祭りあげたいというのが本音だろう」

 少なくとも小谷野のこの指摘は、当たっている。きのうの空騒ぎを見ているとそう思えるのだった。
(酒井まど)


ノーベル文学賞は反日作家しか受賞出来ない
2016/09/23 17:00
引用元:http://thutmose.blog.jp/archives/66071646.html

(前略)

ノーベル反日賞と呼ばれる理由

ノーベル賞の選考はスウェーデン王立科学アカデミーが、物理学賞、化学賞、経済学賞の受賞者を決めます。

スウェーデンのカロリンスカ研究所が医学生理学賞を決め、ノルウェーのノーベル委員会が平和賞を決めます。

文学賞はスウェーデン・アカデミーが決めますが、、スウェーデン語の研究などをしている機関です。
なのでそもそもスウェーデン語で出版された作品だけが審査対象で、英語作品すら対象にはなりえません。

スウェーデン・アカデミー会員数は18名で、任命されると一生涯会員で、途中の入れ替えや会員資格の審査は無い。
委員のほとんどは認知症寸前の老人で、辛うじて英語が読めるだけで、ローマ字系以外は全く読めません。
従って文学賞の受賞者は、スウェーデンで売れた本の中から選ばれていて、実態はスウェーデンの芥川賞に近い。

ノーベル賞の「候補者」は秘密で、選考過程は50年間明かしては成らない事になっています。
もし選考過程を漏らしたものは選考委員から更迭される規則になっているので「候補者」など居ないのです。

スウェーデンは第二次大戦で中立の姿勢を取ったものの、戦争終了後は戦勝国を支持し、実質的に戦勝国として既得権益を得ました。
ナチスやファシズム、日本に対しては「絶対悪」という立場を取っていて、「親ナチズム」「親ファシズム」「親日本」の作品は絶対に受賞させません。
「南京事件はでっち上げだった」とポロっと言ってしまうような人は、作品が優れていても受賞出来ないという事です。


◆受賞の条件

受賞するには日本軍、ドイツ軍は必ず醜悪に描き、連合軍はヒーローとして描き、フランス人や中国人は被害者として描かなくてはなりません。
「フランスは怠けていたからナチスに占領されたのは自業自得だ」とか本当の事を書くような作家は受賞できません。

川端康成はいわゆる保守的な言動をする人だったが、ノーベル賞が欲しいために、反核運動に加わったと言われている。

同じ時代の右翼作家だった三島由紀夫は言動を改めなかったからなのか、結局受賞していない。

以来日本人のノーベル賞受賞作家は、左翼運動や反日運動に参加している人ばかりという現実がある。
ノーベル文学賞を受賞するためにヨーロッパに居住して、審査員に「反日ぶり」をアピールする作家も存在するほど、重要な条件になっている


(私の感想)
小谷野敦さん(二番目の記事)のおっしゃっていることが、一番説得力がありますよね( ´∀` )b

ベストセラー作家であることは間違いない村上春樹さん。
ノーベル文学賞受賞のためには左寄りでなければならないとのことですが、この点は難なくクリアーしてますよね┐('~`;)┌
揺るぎない反日自虐史観の持ち主ですから、余裕ですね(´Д`)

しかし、ロビー活動をなさっていないこと、それから審査員から通俗小説と評価されているようだということは、結構痛いですよね(;´д`)

保守系サイトで「ただのエロ小説!」と、今回もボロクソに書かれていました(^_^;)

私は彼の小説を一作品しか読んでませんが、それ以上読もうと思えずに今日まで来ています。だから、彼の作品を知り尽くしているわけではありません。

しかし、敢えてその一作品の感想を言うと…「とても上手なエロ小説」だと思いました。
結局、最後の方のセックスシーンを一番描きたくて、その小説を書いたのだろうとしか思えません(゜ロ゜)
情景描写や主人公の心情描写は上手だったと思うし、話の流れや展開も分かりやすいので、かなり読みやすいと思いますから、普段本を読まれない方にはお薦めです(^ー^;A

はっきり言うと、日本文学史に名前を残している作家とは、戦えるレベルではないと思います(;´-`)
ノーベル賞が欲しいなら、文章は上手いと思うので、テーマや視点を変えた方がいいと思います( ´Д`)