■シリアの現状 誤爆と飢餓 米露爆撃の9割が住民対象
http://thutmose.blog.jp/archives/52425274.html
▲ロシア戦闘機は病院を空爆し、建物から逸れたので戻ってもう一度攻撃した。
街ぐるみ根絶すればテロリストも居なくなる、というのがロシア流のようだ。
引用:http://i2.cdn.turner.com/cnnnext/dam/assets/151023004648-hospital-struck-npw-package-00012328-exlarge-169.jpg
シリアでは双方が街の包囲作戦を展開し、食料を絶った結果、住民が飢餓状態になっています。
空からは米露軍が空爆をしているが、双方とも9割以上が誤爆でイスラム国には命中していない。
◆包囲作戦で街ごと根絶
シリアでは欧米軍、ロシア軍、政府軍それぞれが武装勢力との戦闘をしているが、住民生活は悪化するばかりです。
武装勢力が占拠する複数の都市は政府軍に封鎖され、食料搬入が途絶えて数万人が飢餓状態にあります。
加えて最も活発に行動しているロシア空軍の空爆が、9割以上が誤爆であり、住民を標的にしている。
アメリカが指揮する有志同盟も同様で、敵味方が判別出来ないのに、テレビ画面を見て無人機で爆弾を投下している。
テロリストは「テロリスト」と書いたシャツを着ている訳ではないので、空から画像を見ても絶対に区別できません。
テロリストは空爆を避ける為、一般市民に混ざって生活し、都市に拠点を置いています。
シリアの首都ダマスカスから約25キロのマダヤは、2015年10月から食料の輸送が途絶え、政府軍から封鎖を受けています。
住人約2万人は飢えており、家畜は食べ尽くして雑草や木の皮などしか無いという。
包囲戦術は武装勢力も政府軍に対して行っており、双方が街ごと相手を根絶しようとしています。
脱出を試みた住民は攻撃され、亡命や捕虜といった制度は、ここでは存在していません。
中東は温暖なイメージがあるが、実際は冬の気温がマイナスになり、暖房や燃料や衣類もなくなってきている。
支援団体は包囲軍と交渉をすれば出入り出来るものの、物資の搬入は禁止されていて、配給を行っていない。
このような街や村がシリアには無数に存在しているという。
◆米露軍は住民を救済してはいない
ロシア軍による誤爆が相次いでいて、1月11日には戦闘攻撃機が学校を空爆し、多数の犠牲が出ました。
北部のアレッポでは武装組織とロシア軍の激しい戦闘が続き、武装組織による住民攻撃も行われている。
ロシア空軍による誤爆は隣国のイランやトルコ、イラクにも及んでいて、トルコ戦闘機がロシア戦闘機を撃墜しています。
シリア人権ネットワーク(SNHR)がロシアが空爆した111ヶ所を調査したところ、犠牲者は538人だった。
98%に当たる570人が民間人で、戦闘員は13人、学校16、医療機関10、モスク10、市場5が含まれていました。
57の空爆現場は住宅地など民間人地域で、爆撃地点の殆どはIS(イスラム国)支配地域では無かった。
ロシアによる空爆はイスラム国を狙っておらず、爆撃で街ごと(住民ごと)滅ぼすというものです。
意図的な誤爆と呼ばれていて、住民100人の中に武装勢力が数人含まれている割合です。
さらにその中にイスラム国戦闘員が含まれている割合は、ほぼ皆無と言えるでしょう。
米軍による誤爆は様相が異なっていて、無人機による精密攻撃が行われています。
ただ先ほど書いたように、Tシャツに「テロリスト」と書いてある訳では無いので、上空から画像を見ても分かりません。
アメリカのネットメディア「インターセプト」は2015年10月「米無人攻撃機の活動の9割は誤爆だった」という内部資料を暴露しました。
資料は2012年5月からの5ヶ月間を調査したものですが、他の期間もあまり変わらないと考えられます。
無人機ではない有人機でも誤爆が相次いでいて、10月には国境無き医師団の診療所が誤爆されています。
▲アメリカはゲームセンターのような装置で無人攻撃機を操縦し、適当に攻撃している。
現場に地上部隊は居ないので、攻撃した相手が誰だったのかは誰にも分からない。
引用:http://blog-imgs-31.fc2.com/g/a/m/game826/800px-MQ-1_Predator_controls_2007-08-07.jpg
◆住民を不幸にする解放戦争
何故これほど誤爆が相次ぎ、住民に被害が出ているかと言えば「地上軍を投入していない」のが理由です。
ロシアはアフガン侵攻で膨大な犠牲を出したあげく、戦争に負けてソ連崩壊の原因をつくりました。
アメリカは9.11以降中東で地上戦を展開したが、何も得られずブッシュ大統領は犯罪者呼ばわりされた。
米露とも地上戦はこりごりなので、楽で犠牲者が出ない空中戦だけにしているのです。
具体的には偵察機や無人機、戦闘機の空中画像を見て「敵っぽい」車両や建物、人物を攻撃しています。
テレビゲームの敵は何かのマークが表示されるが、現実は全く区別が付きません。
棒を持っていたらロケット砲かライフル、車に乗っていたら武装兵と、適当に判断しているに過ぎません。
米露が本気でシリアを解放したいのなら、イラク戦争のように数十万人の地上部隊を派遣するしかない。
だがそれはやりたくないので、この戦争は結局誰も救わず、住民をより不幸にするだけでしょう。
(私の感想)
今日もテレビでシリア難民の方達がヨーロッパへ大変な苦労をして逃げるという内容のドキュメントが放送されてましたが、
日本のマスゴミはやっぱり肝心なことは報道しませんよね('A`)
そもそも欧米やロシアの空爆が大きな原因ですが、そこはちっとも報道しません(怒)
臭いの元をそのままにして必死で消臭スプレーをふりかけているようなもんです。
欧米露の空爆が9割以上誤爆だから、難民が増える一方であることをはっきり言うべきです(#`皿´)
しかし、日本の放送局の大株主がユダヤ系アメリカ人なので、アメリカを叩くようなことは報道出来ないのでしょう…(ーー;)
戦後にこのようなことが起こったのですが、全然日本の国益にならない現状をどうにか改善出来ないものでしょうか?( ̄_ ̄|||)
http://thutmose.blog.jp/archives/52425274.html
▲ロシア戦闘機は病院を空爆し、建物から逸れたので戻ってもう一度攻撃した。
街ぐるみ根絶すればテロリストも居なくなる、というのがロシア流のようだ。
引用:http://i2.cdn.turner.com/cnnnext/dam/assets/151023004648-hospital-struck-npw-package-00012328-exlarge-169.jpg
シリアでは双方が街の包囲作戦を展開し、食料を絶った結果、住民が飢餓状態になっています。
空からは米露軍が空爆をしているが、双方とも9割以上が誤爆でイスラム国には命中していない。
◆包囲作戦で街ごと根絶
シリアでは欧米軍、ロシア軍、政府軍それぞれが武装勢力との戦闘をしているが、住民生活は悪化するばかりです。
武装勢力が占拠する複数の都市は政府軍に封鎖され、食料搬入が途絶えて数万人が飢餓状態にあります。
加えて最も活発に行動しているロシア空軍の空爆が、9割以上が誤爆であり、住民を標的にしている。
アメリカが指揮する有志同盟も同様で、敵味方が判別出来ないのに、テレビ画面を見て無人機で爆弾を投下している。
テロリストは「テロリスト」と書いたシャツを着ている訳ではないので、空から画像を見ても絶対に区別できません。
テロリストは空爆を避ける為、一般市民に混ざって生活し、都市に拠点を置いています。
シリアの首都ダマスカスから約25キロのマダヤは、2015年10月から食料の輸送が途絶え、政府軍から封鎖を受けています。
住人約2万人は飢えており、家畜は食べ尽くして雑草や木の皮などしか無いという。
包囲戦術は武装勢力も政府軍に対して行っており、双方が街ごと相手を根絶しようとしています。
脱出を試みた住民は攻撃され、亡命や捕虜といった制度は、ここでは存在していません。
中東は温暖なイメージがあるが、実際は冬の気温がマイナスになり、暖房や燃料や衣類もなくなってきている。
支援団体は包囲軍と交渉をすれば出入り出来るものの、物資の搬入は禁止されていて、配給を行っていない。
このような街や村がシリアには無数に存在しているという。
◆米露軍は住民を救済してはいない
ロシア軍による誤爆が相次いでいて、1月11日には戦闘攻撃機が学校を空爆し、多数の犠牲が出ました。
北部のアレッポでは武装組織とロシア軍の激しい戦闘が続き、武装組織による住民攻撃も行われている。
ロシア空軍による誤爆は隣国のイランやトルコ、イラクにも及んでいて、トルコ戦闘機がロシア戦闘機を撃墜しています。
シリア人権ネットワーク(SNHR)がロシアが空爆した111ヶ所を調査したところ、犠牲者は538人だった。
98%に当たる570人が民間人で、戦闘員は13人、学校16、医療機関10、モスク10、市場5が含まれていました。
57の空爆現場は住宅地など民間人地域で、爆撃地点の殆どはIS(イスラム国)支配地域では無かった。
ロシアによる空爆はイスラム国を狙っておらず、爆撃で街ごと(住民ごと)滅ぼすというものです。
意図的な誤爆と呼ばれていて、住民100人の中に武装勢力が数人含まれている割合です。
さらにその中にイスラム国戦闘員が含まれている割合は、ほぼ皆無と言えるでしょう。
米軍による誤爆は様相が異なっていて、無人機による精密攻撃が行われています。
ただ先ほど書いたように、Tシャツに「テロリスト」と書いてある訳では無いので、上空から画像を見ても分かりません。
アメリカのネットメディア「インターセプト」は2015年10月「米無人攻撃機の活動の9割は誤爆だった」という内部資料を暴露しました。
資料は2012年5月からの5ヶ月間を調査したものですが、他の期間もあまり変わらないと考えられます。
無人機ではない有人機でも誤爆が相次いでいて、10月には国境無き医師団の診療所が誤爆されています。
▲アメリカはゲームセンターのような装置で無人攻撃機を操縦し、適当に攻撃している。
現場に地上部隊は居ないので、攻撃した相手が誰だったのかは誰にも分からない。
引用:http://blog-imgs-31.fc2.com/g/a/m/game826/800px-MQ-1_Predator_controls_2007-08-07.jpg
◆住民を不幸にする解放戦争
何故これほど誤爆が相次ぎ、住民に被害が出ているかと言えば「地上軍を投入していない」のが理由です。
ロシアはアフガン侵攻で膨大な犠牲を出したあげく、戦争に負けてソ連崩壊の原因をつくりました。
アメリカは9.11以降中東で地上戦を展開したが、何も得られずブッシュ大統領は犯罪者呼ばわりされた。
米露とも地上戦はこりごりなので、楽で犠牲者が出ない空中戦だけにしているのです。
具体的には偵察機や無人機、戦闘機の空中画像を見て「敵っぽい」車両や建物、人物を攻撃しています。
テレビゲームの敵は何かのマークが表示されるが、現実は全く区別が付きません。
棒を持っていたらロケット砲かライフル、車に乗っていたら武装兵と、適当に判断しているに過ぎません。
米露が本気でシリアを解放したいのなら、イラク戦争のように数十万人の地上部隊を派遣するしかない。
だがそれはやりたくないので、この戦争は結局誰も救わず、住民をより不幸にするだけでしょう。
(私の感想)
今日もテレビでシリア難民の方達がヨーロッパへ大変な苦労をして逃げるという内容のドキュメントが放送されてましたが、
日本のマスゴミはやっぱり肝心なことは報道しませんよね('A`)
そもそも欧米やロシアの空爆が大きな原因ですが、そこはちっとも報道しません(怒)
臭いの元をそのままにして必死で消臭スプレーをふりかけているようなもんです。
欧米露の空爆が9割以上誤爆だから、難民が増える一方であることをはっきり言うべきです(#`皿´)
しかし、日本の放送局の大株主がユダヤ系アメリカ人なので、アメリカを叩くようなことは報道出来ないのでしょう…(ーー;)
戦後にこのようなことが起こったのですが、全然日本の国益にならない現状をどうにか改善出来ないものでしょうか?( ̄_ ̄|||)