■児玉誉士夫と田中清玄
「わがまま親父の独り言,カナダで生きてます。」さんより


戦後、政界のフイクサーとして活躍した2人の男があった。

児玉誉士夫と田中清玄である。しかし、この2人、結果的には同じ様な役割をやったが、その動機、生い立ち、背景には天と地の開きがある。




先ず、児玉誉士夫、こいつはゴロツキ、悪党である。一応、天下国家を語ってはいるが、金をふんだくる為の方便、偽装右翼であり、詐欺師で強盗である。

私は以前に満州について記事を書いた事がある。この満州、この人脈が戦後の政治から現在の政治状況まで、多大なる影響を与えている。例えば、電通電通には戦後、この満州関連の集団がごっそり入社した事がある。そして政界であるが、吉田茂、白洲次郎は満州の国策会社、昭和通称に関係していたし、後の総理大臣、岸信介は満州政府の実質NO2だった彼の、現在の安倍首相に繋がる

この話は作家、佐野真一著『満州の阿片王と呼ばれた男』の中で詳しく書かれているが、この昭和通称と言う会社。

要は阿片、麻薬を取引とした金で満州の政治と関東軍を動かしていたされるが、その中で実質、阿片を取り仕切っていた男に里見某なる男がいた。彼が後日、満州の阿片王と呼ばれた男である。

彼が動かしていた里見機関、その配下にあったのが児玉機関、一応児玉機関などとつけているが、要は海軍のコネを利用したゴロツキ、強盗集団であった。こいつは当時、軍の影響力を遣い、あらゆる、軍事物資を中国人から強奪した。
戦後はA級戦犯にはなったが、そこは悪党、進駐軍に取り入りG2,アメリカ進駐軍諜報参謀第2部、後にはCIAの代理人にとなり、どさくさで、満州で隠匿していた軍事物資、コバルトや貴金属、現在の金にすると何百億の金を自分の物とし、その金で当時の自民党政治家のスポンサーになった



実はこいつの出自は、ちと、怪しい。
福島県安達郡本宮生まれ、自称、没落した士族の末裔の家系と名乗っているが,彼の田舎では誰も彼や家族を知る者がいない。

当時は大正時代10年前後、彼が8歳の時、朝鮮半島に住む親戚に預けられ、そこで少年期を過ごし、やがて,京城商業専門学校へ進学、、、、、朝鮮半島に住む親戚って何だ?


戦後、アメリカの諜報機関が日本のあらゆる面を牛耳っていた。政治も経済も、そして闇の部分も。その手先として使われたのが当時朝鮮進駐軍といわれた、在日朝鮮人。この話はまたいずれ書くが、児玉誉士夫、CIAの代理人であり、自民党、特に岸信介は満州時代の仲間、その他満州人脈が政界,財界に羽振りをきかしていた。
彼は、そのコネをつかい、またたくまに闇のコネ人脈をつくり、戦後最大のフィクサーと呼ばれるようになった。

本人は自称右翼を名乗ってはいるが、ご都合右翼であり、戦後の裏の悪事にはことごとくこいつが関係している

以前にも書いたが、インドネシア賠償利権に絡んで、スカルノの女好きを利用し、利権商社と組んで当時赤坂のホステスだった現在デヴィ夫人と呼ばれる女性をスカルノの妾として差し出したこれも児玉の仕業であった


▲若き日のデヴィ夫人(根本ナホコ)

その後はロッキード事件に絡んだり、日韓賠償に絡んだり…(そういえば、韓国の朴大統領、日本名、高木といって満州国の見習い士官でもあった。)

日本中のヤクザを組織し統一協会、分鮮明と組み自民党も巻き込んだ組織をつくったが、これもCIAの代理人としての仕事でもあった

余談ではあるが、先の記事、インチキ坊主の池口恵観、どうもただの坊主ではないようだ。もしかすると児玉同様、アメリカの諜報機関の代理人かもしれない

まあ、いろいろ書いてきたが、出自の怪しいゴロツキが如何に戦後最大のフィクサーと呼ばれる存在にのぼりつめたのか、面白いといえば面白い。


一方、この対極にあったのが、田中清玄。彼については本人がインタビュアーの質問に答えて書かれた『田中清玄自伝、上下2巻』と言う本がある、詳しくはこれを読んでいただければ分かるが、彼の場合、政界のフィクサーと呼ばれたが、ゴロツキ、悪党の児玉とは違い、彼こそは本当の憂国の士であり、愛国者であり、国士だった。彼の出自、児玉のような怪しげな出自ではなく、NHK大河ドラマでやっている。(八重の桜、会津藩、藩家老職の出である)

彼は共産党中央委員長までやった共産主義者であったが、母の死をかけた諫めにより転向、その後は世界の著名人などと交遊、日本では彼以外になった事がない英国ロイド保険も会員までやり、ヨーロッパの王侯貴族の知人もたくさんある。

彼自身は転向したが、社会主義や共産主義には理解があり、その点ではそれぞれの陣営からも支持される不思議な人物ではあった。

彼自身、色んな逸話があるが、その中でも戦後の日本史に重大な影響を与えた出来事がある。

それは、日本が終戦の際、昭和天皇に拝謁し、一時間以上に渡り、天皇に自ら退位をしてはならない、旨のお諫めをした事だ。これは当時の宮内庁侍従長官も陪席している事で本当の話だが、一民間人である田中が何故、そこまで出来る力と影響力があったのか、それは彼を必要とした彼の人脈、そして如何に彼は国士として尊敬されていたかが分かる。

マッカーサーの意向もあり極東軍事裁判では天皇は戦犯とはならず、日本の天皇制維持された訳だが、もし天皇自らが退位をしていたら、今、現在の状況は恐ろしく、異なっていたであろう。


歴史、過去に学ぶという言葉がある、現在は過去に繋がり、現在は未来に繋がる。

現在に起きている色んな事象、事例、どこかで過去に繋がっている。そういうケースが沢山ある、特に人脈。

戦後、自虐史観に基づいた新聞報道やテレビマスコミ、ある意味、日本のオピニオンリーダーでもあった。事実、誰も疑いもしないし、検証もなせれなかった

しかし、今やインターネットの社会、幾らでも、情報が得られる。更に英語が出来ればアメリカの公文書、公開もされているし、読む事も出来る。事件や事象、全部ではないが裏があり、闇がある、そういう側面が必ずある。

その意味では本当に良い時代になった。


■「Yahoo!知恵袋」より

◇デヴィ夫人について教えてください。

デヴィ夫人について教えてください。
インドネシアのスカルノ大統領の愛人~夫人になる際、
日本とインドネシアの何らかの輸出入の際の利権を条件にし、
現在もその利権は継続していて、それが収入となっていると聞きました。
本当でしょうか?
本当なら、何の利権を得ているのですか?

宜しくお願いします。



◇ベストアンサーに選ばれた回答

戦後、ロスチャイルド(ジャーディンマセソンのグラバーやマッカーサーはその代理人)の子分だったロックフェラーが統一教会と組んで、朝鮮人に死んだ日本人になりすまさせて日本を支配させるという計画を始めました。昭和電工事件からウィロビーが工作員に転向したA級戦犯を釈放しました。
工作員の一人が児玉誉士夫。その監視役が民団を作ったKCIAの町井。
GHQ CIA に保護されてパチンコ等の在日裏社会の利権を作りました。

町井のコパカバーナで働いていたのが、元朝鮮人で日本人なりすまし一家の根本ナホコ(源氏名デヴィ)
インドネシアはオランダ東インド会社とグルだったイギリス東インド会社のロスチャイルドの植民地で、ロイヤルダッチシェルが石油利権を持ってました。
ロックフェラーのエクソンはインドネシアの石油利権をなんとか手に入れようと、ロスチャイルドにばれないように日本人・朝鮮人を使ったわけです。
(普通は児玉のインドネシア利権のためと解説されますが、真の狙いはエクソンの石油利権でした。)
(イギリス東インド会社が後のジャーディンマセソン商会であり日本で明治維新を起こし、日本を支配していたわけです。)

児玉の仲間だった大野伴睦の東日貿易の秘書というふれこみで根本をインドネシア向けの工作員として送り込みました
ちなみに大野の番記者が、元A級戦犯・元警察官僚で町井のパチンコ利権を作った読売の正力松太郎の子分のナベツネ。
児玉と町井がプロレス協会幹部で、児玉が東スポオーナーになって、正力の日テレがプロレスを放送。
日本人を野球・プロレスに夢中にさせて政界工作がばれるのを防ぐため、相撲取りの力道山に空手連盟会長の元A級戦犯笹川良一の趣味の空手チョップで、CIAロックフェラーがよんだ八百長外人レスラーを倒します。

根本が世界で活躍できたのはバックにロックフェラーがいたから
ロスチャイルドもロックフェラーもドイツのラインラント地方出身で、革命失敗でアメリカに渡ったのがロックフェラーで、イギリスに本拠を構えてクーンローブ商会で米国をコントロールしたのがロスチャイルド。
オランダ東インド会社がハドソン川でビーバーを捕って毛皮にする商売を始めて島をニューアムステルダムと名付け、その後イギリスを本拠にしたのでニューヨークと名前を変えました。