すっかり久しぶりの更新になりました。
乳がんが分かって、人生と死ということを真面目に考えて
むしろ人には若いと言われても将来何も待っていない私にとっては
早めに人生を終われるという方がむしろマシに思い至ったし、
『会えなくなるのは悲しい』と言われたり、
『親より先に逝くのは親不孝だ』と言われたり考えたりしたとき、
そして抗がん剤治療を始めなくてはならないという現実に直面したとき、
一生分泣いたと思った。
あれから4年。
私が死んだら、私の飼っているインコの面倒をみて、母に引き渡して、
と気遣っていた私の相棒のセキセイインコが丸8歳になり、
タフで不調になった事も一度もなく、まだまだ元気だし長生きしそうだと思っていたのに、
急に調子が悪くなり、一旦は回復してきたようだったのに、
一気に悪化してしまい、あっけなく死んでしまった。
ここ数日、夜明けにバタバタとして息を引き取ったらどうしよう、
朝起きたら冷たくなっていたらどうしよう、
仕事から帰ったら死んでいたらどうしようと思いつつ生活していた。
しかしもう体力もなくなっていたのが明らかで、
次の休みに病院に連れて行くまでもってくれるかと思っていた矢先、
仕事から帰宅したら床にうつぶせで寝ているように冷たくなっていた。
ある程度の覚悟はしていた。
けれど、4年ぶりに本気で泣いた。
横浜に来てから一人暮らしをはじめても、
怖さも寂しさも感じずに済んだのは一人と一羽の共同生活のお陰だった。
幼少期から動物は常にいる環境だったが、
最初から最後まで一人で面倒をみたのは初めてだった。
相棒を失って、今晩からどうすればいいのか分からない。