強迫性障害のやっかいなトコは

自分で自分がおかしいと自覚している

…というコトです。

自覚しているからこそ、バカバカしいと思っても、そんなコトないって思っても、やめられない自分に悲しくなってきます。

でも、心の病気で自分が自分と分からなくなる病気もあるそうなので…

自分を自分と認識出来るだけうれしいコトなのかな?

…とも、思います。

言われなくても、変な行動してるって実は本人がなにより自覚しているんです。

ただ、それが病気と知って治療しているか…

病気だと知らずに、自分がおかしくなったと考えるか…

ミチルは後者でした。

確認のために時間がかかるのも、たくさんの言い訳を言っていました。

病気だと知って、治療を始めてから嘘をついていたコトを家族に話すと

え?嘘付いてたの???

と、驚かれました。

病気と知らず、自分が変人なのだを悟られないよう、頭をフル回転させて口実作ってますから(笑)。

だからもし、少しでも強迫性障害の症状かな?

と、感じたら…

「強迫性障害っていう(こんな病気だと言う大まかな説明)症状の病気があるの知ったのよ~。」

と、いう具合に情報提供してあげて下さい。

あくまで、情報提供

そのトキ、絶対

「あなた、○○だから強迫性障害でしょ!」

とは、言わないであげて下さい。

「あなたは違うかもしれないけど、世の中の病気を知るコトは悪いコトじゃないわよ。」

くらいの余裕をかまして下さい。

ミチルは、強迫性障害だと認めるのにかなり抵抗がありました。

「あなた、○○だから強迫性障害でしょ!」なんてコト言われたら、絶対反発します(笑)

でも、情報提供してくれたら自分で折り合い付けて相談しにくるかもしれません。

そのトキは充分力になってあげて下さい

でも、ヘロヘロでヤバい状況のトキは

「強迫性障害っていう、こんな症状の病気があるから、病院で診てもらわない?楽になるかもしれないわよ。」

と、いうのもイイと思います

つまり、ケースバイケース

強迫性障害のヒトの心は怯えながら、確認しています。

どう情報提供するか、しっかり見極めて下さいね。