6/25(日)
本当であれば、午後に予定入院のはずでしたが、
昨晩の急な嘔吐症状により、予定より1日早く入院となりました。
しかも、ウイルスの検査でライノエンテロウイルスが出てしまったため、主に風邪症状がある子供たちが入院する病棟に入院となりました。
娘は、昨夜22時に嘔吐があった後、一時38℃の熱が寝ましたが、数時間で解熱し、今現在症状はありませんでした。
ライノエンテロウイルスの特徴の鼻水や咳といった症状もありません。
日中やってきた担当医の先生も、嘔吐とこのウイルスの関係はわからないとのことでした。
ウイルスの検査はとても感度がよく、前回一時退院前の鼻水の症状があった時のものを拾ってしまい、今は症状がなくても陽性となってしまっていることもあるとのことでした。
ですが、陽性が出てしまっている以上、無症状の状態で7日間過ごせるまで、カーテン隔離(カーテンを締め切って過ごす。普段は完全看護なので、カーテンオープンが原則)となりました。
心配していたのは、治療ができるかどうか、と言うことですが、入院後に何の症状もないので、治療はできそうとのことで安心しました。
6/26(月)
7回目の治療日でした。
残りの7〜10回は、またカルボプラチンとオンコビンの治療です。
予定では、7、8回の治療を受けて、途中CTを撮り、水腫の様子を見て大丈夫そうであれば、残りの9.10回目から外来治療に切り替える方針で、今回の入院は、10日間ほどの予定でした。
7回目の治療は、問題なく終わりました。
これから、好中球が下がってくるであろう期間に入ります。
久しぶりのカルボプラチンで、これからどこまで下がるかは予想がつきません。
前回は800台、その前は200台まで下がったこともあり、感染には気をつけなければならない期間になります。
娘は、ライノエンテロウイルスが出てしまい、いつもと違う病棟に入院となり、どうやら、この部屋は同じくらいの赤ちゃんで、娘以外RSウイルスの重症化をしてしまった子たちが入院しているようでした。
鼻水、咳でゼコゼコ、看護師さんが、頻繁に吸引したりしています。
RSウイルスって、感染力が非常に強い感染症です。
症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。RSウイルスの初回感染時には、より重症化しやすいといわれています。
赤ちゃんでは、RSウイルスに感染した場合には、細気管支炎、肺炎など重症化する場合があります。
娘は、この時生後7ヶ月。
さらに、治療で免疫が下がるので、危険因子が高く、罹患したら重症化の危険があります。
この部屋で過ごすことに抵抗があり、個室希望を出しましたが、空きがありませんでした。
担当の看護師さんも、同じことを懸念していました。
担当の医師に相談をして、次の治療まで、また退院して家で過ごす方が良いのでは、ということになり、急遽退院することになりました。
退院後も症状なく過ごせれば、次は化学療法専門の病棟で治療を受けられるとのことで、一安心。
ただ、治療日の前日に入院しなくてはいけなく、その1日はまだ化学療法専門の病棟には入れず、1日だけ今回の病棟に入院し、次の日に化学療法専門の病棟に移動する、ということになりました。
つづく