2016.9.2 17:31
2940g 40cm
女の子
を出産致しました





これが分娩台の上の産まれたてほやほやの写真です



最後の検診で3日後に来て下さいと言われ
羊水が無かったり赤ちゃんが具合悪そうだったらその日に産むかもしれない
帝王切開になるかもしれないと説明を受け
心配した主人も付いてきた9月2日朝8時半
心音を測り内診に行くと内診のドクターから
「赤ちゃんが元気かどうかよく分からないデータだ。」
と言われ
このまま入院かなーと聞こえる。
腹部エコーで羊水の量が分かるので腹部エコーに行くと
羊水が更に減っている、赤ちゃんも凄く元気とゆうわけでは無い結果が出てるので
このままお家に帰すのは心配なので今日これから入院で出産です。
と言われ、主人にも説明が。
まさか本当にその日に産む事になるとは思って無かったみちりさんはかなりビックリ

布オムツの残り縫ってないのに
と頭をよぎる。
では上に行きましょうと言われたので
お部屋の案内かなーなんて呑気なことを考えていたら処置室に通され
これに着替えて下さい、と産褥パンツと入院着を渡される。
先に着替えてから部屋に行くのかなーとか思ってたら
いきなり処置開始

ええっ









主人もパニックになったらしく助産師さんに
ご主人大丈夫
凄く慌てた様子だけど


と言われ
いやいやいや

私今大パニックなんですけど

と思いながら役者な私は大らかな笑顔であはは
と答える

全然あははじゃない

いきなりの展開に全然ついていけない



さっきまで
きっと今日は帰されて、主人も仕事に遅れて行って(職場から許可取得済み)
私はさっさと縫い物を済ませよう

なんて考えてたのに
いきなり処置が始まってバルーン入れられて促進剤打たれて陣痛部屋に通される

最初は個室に通されたのですが中々陣痛始まらず3人部屋へ通される
私以外の2人にはお昼が出されたけど
帝王切開になる可能性のある私は朝も食べてきちゃダメって言われたしお昼も出ない。
主人が銀行に用事を済ませに出て少したったら陣痛が始まる
徐々に痛みが増して主人が帰ってくる前に分娩室へ移動
痛みがどんどんどんどん増す(ツイッターで痛い痛い実況してました。)
子宮口2cmしか開いてないと言われ
全開の10cmまで持たないと真剣に思う。
内診のドクターが来て
だいぶ痛そうだから無痛入れよう
と、無痛分娩の麻酔を背中から注入
腕には促進剤の点滴
背中には無痛分娩チューブ
針が嫌いなみちりさん、それだけで失神しそう

とゆうか無痛分娩の麻酔が痛い

声あげてしまったよ

無痛分娩と言ってもこの産院は和痛分娩のため痛みが全くなくなるわけでは無く痛さはある
けど少し楽になる
ちょっとしてから主人が帰ってきて給食当番みたいな格好させられ分娩室へ来る
立ち会い出産だったのでそのまま最後まで主人は居ました。
主人とお喋りしていると
赤ちゃんの心音がゆっくりになる
こんなの初めてだなーとか思いながら
出産する時ってこんななのかなとか考えていたら
ドクターや助産師が駆け付け突然鼻に酸素を付けられ
ドクター達の物凄く険しい表情で
只事では無いと感じる。
内診され
自然破水したことがわかる
羊水が少なかったので自分でも気付けなかった
子宮口が7cmまで開いたらしい
赤ちゃんの心音が戻り
お産も一気に進んだからこのまま一旦おく
が、その後一向に進まなくなってしまった
8cmのところから全然進まない
赤ちゃん降りてこない
このまま居ても進まないからと
スクワットをする様に言われ分娩台から立つ
痛みが引いてるときはゆらゆら揺れ
痛みが来たらスクワットをする
お産を進める為に助産師さんが乳頭マッサージをしてくれたのですが…
超痛い(>_<)











痛い痛い痛い





って叫びました

乳首ちぎれる

乳頭マッサージしたりゆらゆらしたりスクワットしたり
段々痛みが増していく…
立っていられないくらい痛みが増し
もうスクワットが出来ない
痛い痛い騒いでいると助産師さんが来て
スクワットして
と
スパルタだな…
スクワットしたら痛みが絶頂に

痛いーっ

痛いーっ

もう無理

と叫びまくり主人にしがみつき、主人の鼻息も荒くなる
そして分娩台へ移動っ

ドクター達や助産師達や沢山来て
痛みが増した瞬間
いきんでーっ

と
無理だよ産まれんよそんなとこから

とかマジで思う
痛みが少し止むと呼吸タイム
その繰り返し
いきんでーっ

呼吸してっ

いきんでーっ

呼吸してっ

無理だって

そんなとこから赤ちゃん出ないって

ってやっぱり思う
内診のドクターが
切るよ
と言う
男性の皆さんには衝撃的でしょうが
あそこを切るんです
ハサミでじょきんと
男性でいうとお肛◯様からおち◯ち◯様の裏までじょきんと切る感じです
ええ
痛いに決まってます
が、そんなのどうでもいいくらいお産の方が痛くてそれどころじゃないです
次でお産にするよーっ

と言われ
せーのっ

いきんでーっ

「出てきたよ
」

と主人に言われ下を見ると血まみれのお子がっ

そして産声

すすり泣く主人の横で私は放心

感動とかそんなんじゃ無くひたすら放心

赤ちゃんは連れて行かれ私はきったところを縫われる
これがまた痛い

ここでも痛い痛い騒ぎました
赤ちゃんが連れてこられ3人で記念写真

また赤ちゃんは連れて行かれ私は麻酔したので3時間分娩台で待機してから部屋へ移動と言われる
暫くして洋服を着せられた赤ちゃんが連れてこられ
ここで私は初めて感動

ああーっ

赤ちゃんだ
とジーンとくる

そして最初の写真へと繋がるのです

近過ぎて顔が見えない

新生児は涙を流して泣かないそうなのですが
なんとお子は涙を流しながら産まれてきました

助産師さんも
わぁ、涙流してるよ

と言いながら連れてきました
でも
最初は自分の子って実感が湧かなくて
本当に私の子

とか聞いてました
面会は夜8時までなので主人は帰され
私は8時半まで分娩台にいて部屋に車椅子で運ばれました
夜9時過ぎにその日初めての食事
そして傷口が痛すぎて食事どころで無い

円座を用意されたけど円座に座っても痛くて正座する
さっさと食事を済ませ横になるも
興奮していたのか殆ど眠れませんでした

この産院は食事が美味しいと聞いていたけれど
本当に美味しい



小食なはずの私が毎回完食

なんとシェフが
「シェフの挨拶」をしにわざわざ病室まで来ました

だけどちょうどお子が泣いていて
それどころでは無かったです(笑)
そんなこんなで母子ともに
無事
出産を終えました
