世界初・米研究者がオーガズム時の女性の脳をMRIで撮影!


絶頂時の脳の動きが明らかに!?

男性とは違い、女性のオーガズムは非常にわかりにくいものです。演技をされたってこっちにはわかりっこないのですから。
しかし女性のオーガズムを視覚的に認識することができたら・・・今回はそんな実験に成功した科学者たちの話題です。


アメリカのある研究チームが女性のオーガズム時に起きる脳の働きをスキャンしたものの映像化に成功。オーガズム時の脳をスキャンした映像は世界初の試みで、研究チームによれば痛みを止める効果のある30の異なる物質が脳内で作用するとのことです。

MRIで8人の女性を録画

神経科学者らは8人の協力女性らをMRIに寝かせ、さらに刺激を与えてもらい(自慰?)オーガズムへ達するまでの様子を録画しました。

ラエリアン みちおのブログ

※イメージ図(クリックするとより鮮明な図が見れます)
中には20分以上かかる女性もいましたが、ほとんどは5分未満でオーガズムに達したそうです。
科学者らはオーガズムに達したとき「挙手」をするように頼んでいましたが、ある人は15秒ほどで何度も手を挙げたとのことです。


喜びの波

この実験により新たにわかったこと、それは“歓喜の波”(waves of pleasure)というものの存在です。絶頂時にはこの波・震えが非常に強いため分泌された物質により痛みを和らげるのだというのです。


研究者の意見

今回の研究チームのリーダーである、ニュージャージーラトガース大学の教授・Barry Komisarukはこう言います。
「オーガズムは非常にユニークな過程を踏みます。脳全体を超えて、体全体の快感になりオーガズムになるのです。」

彼は今回の自身の研究がオーガズムに達することができない女性のための研究になればと望んでいます。
また彼らの研究チームは男性にも女性のように“長く・深いオーガズム”があるのかも調査したいとのこと。そのため、機会があれば今度は男性の脳も調べてみたいとのことです。
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『Googleグループ  日本語版ラエルサイエンス』
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