こんにちは、Elisaですニコニコ

 

5月が始まり、日本ではゴールデンウィークも終わった頃かと思います。気温も高かったようなので、アウトドアを楽しんだ方も多いのではないでしょうか?!

 

オーストリアにはゴールデンウィークというものはないのですが、キリスト教文化の根付いた国でもあるので、宗教に基づいた祝祭日は度々あるんですよね。そんな時にはパートナーのO君とウィーンにある日本食屋さんへよく行きます。

 

Mari's Metcha Matchaというレストランで、実際に日本の方が経営しているため本物の和食が食べられるのです。というのも、ココの人たち、なんだかよく分からないアジアのレストランも日本食とか言っちゃってるんですよね爆  笑日本をよく知っている人からしたら「これは違うでしょ。。。」となるんですが、ヨーロッパ人からすると小籠包もラーメンもニンジンの入った寿司も全部日本食。

 

O君は大の日本ファン(日本に行ったことがないくせに)で、和食も大好き。特に味噌汁と焼き肉が好きで、そのレストランに行くと必ず焼肉定食を注文します。ちなみに私はいろいろと試していますが、唐揚げ定食が結構おすすめ。そしてこの間チャレンジしたあんかけ豆腐定食もおいしかったです。

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパ人に合うように作っているため味はちょいと濃いめですが、品ぞろえも豊富で、ウィーンでおいしい日本食の1つに数えられるのではないかと思います。

 

 

さて、今日は「オーストリア在住10年を超えた私がいまだに慣れないこと」を独断と偏見で綴っちゃおうかな、と思っていますびっくりマーク

 

 

私にとっては父の母国なので外国というほどでもないのですが、日本で18年間生活していたため、やはり最初は驚きや戸惑いもあったんですよね。もちろん少しずつ慣れていくことがほとんど。でもその中でもどうしても慣れないというか、馴染めないことが2つあります。

 

 

1つ目は、自己主張の強さ。(もちろん人によりますよ照れ

 

これはですねー、海外在住の方が感じることあるあるかもしれないのですが、どんな場面でもまず自分を主張してくる人が多いです。先日もスーパーに行ったのですが、18時に閉まる10分前に入ったら「もう閉店で帰らなきゃいけないから、早くレジに来て。」みたいな感じで言われましたえー日本のようにお客様は神様という精神は、、、残念ながらないみたいです。一度姉から聞いた話では、「もう店閉まるから商品置いて帰ってください。」なんていうこともあったそうです。

 

自己主張というか、悪く言うとジコチューとも取れるのですが、これは運転にも影響していますよね。とにかくちょっとでも信号が変わってゆっくりスタートするもんなら後ろからブーブー鳴らされます。しかもすぐに中指立てますしね笑い泣きこれは日本の田舎から来た私には驚いた光景、そしていまだに慣れないことでもあります。

 

ただ、逆に言えば自分の主張をしないと生きていけない、ということになります。自分が必要なことや正しいと思ったことは伝えないと、自分が損することも結構あるんですよね。これは練習あるのみですDASH!

 

 

2つ目は、食事の量の多さ。

 

これも経験した方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。久々に日本に帰ると、日本の食事少ないなー、なんて物足りなさを感じてしまうこともあるんですよね。いくつか例を見てみましょう。

 

 

 

 

オーストリア料理、というよりはイタリア料理なのですが、このピザのサイズ感すごくありません?!お皿が見えないガーン切るのが大変だったこと。

 

 

 

 

そしてこちらは中東料理。ハマスやファラフェルなど豆を使ったものが多く、パンに付けて食べます。とてもおいしいのですが、完食出来ないほどのボリューム。お腹にたまります。

 

 

 

 

デザートも負けません泣き笑いこれはオーストリアの伝統的なケーキでScheiterhaufen(シャイターハウフェン)と言います。実は火刑という意味の不気味な名前がついているのですが、言ってみれば残り物の寄せ集め。

 

古くなったパンを卵と牛乳を混ぜたものに浸しグラタン皿に敷いて焼き、その上にラム酒に浸したリンゴやレーズン等を層状に敷き詰めていきます。各家庭で若干レシピは異なりますが、私が食べたのはScheiterhaufenで有名なカフェハウスのもの。出てきた時の衝撃は忘れられません!何といってもすごい量あんぐり他のお客さんも笑っていました。

 

こういった食事の量の多さには、やっぱり慣れることができないですねー。慣れちゃったら重量オーバーするでしょうけれど、やっぱり体の声を聞くことが大事ですね。

 

 

 

その他にも強い香水とか、逆に体臭とか、あまり得意でないものもありますが、基本的には慣れていくものです。愛情表現も日本とは全く違いますよね。自分がしたかったら道路だろうが、電車の中であろうがハグもキスもします。私はどちらかというと欧米の愛情表現の方があこがれていたので、自分には合っているのかもしれません。これも人それぞれですけれどねラブラブ

 

日本での生活と比べるとだいぶ違うことも多いのですが、自分を基準に考えれば、これはこっちの方がいい、これはこっちの方が好きというのが結構見えてきます。でも抵抗するとストレスになるので、これはこういうものなんだと思うことで、次第に受け入れられるようになるのだと思います。もし海外留学や滞在をお考えの方がいたら、参考にしてみてください!

 

 

それでは次回もお楽しみに音譜