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・旦那、わたし、息子(小3)、ねこちゃん♂(1歳)
・東北出身、東北在住
わたくし結構な朝ドラマニアなんですが、今回の虎に翼もしっかり見ています
元々レキジョ(歴女)なので、自分が生まれる前にあったことを知れるのもおもしろいのです
社会ではまだまだ女性が不利な時代。
法律を学んで試験を乗り越え弁護士になったところですが、最初の方から結構あからさまに女性の地位の低さや下に見られている様子が描かれているのですよね。
それを見てきて、自分の就活時代を思い出しました。
わたしの就活時代は、約15年ほど前にあった大事件、リーマンショックの影響をモロに受けた世代でした。
毎年何十人も採用する会社が今年は2人しか採用しない、なんなら採用予定すらない、、
県からいろんな企業に1人でもいいので採用枠増やしてくださいとお願いがいったんだそう。
いわゆる就職氷河期。
わたしも大学4年の1月にやっっと決まったくらい。
就職先が決まらぬまま卒業し、9月に就職が決まった友人もいて、今では考えられないような感じでした
それでですね、何社か面接を受けるわけですが、今だったらアウトなのでは?という質問をいくつもされて驚いたのですよ。
面接だけではなく、試験そのものに問題があった場合も。
・某カーディーラー①
「今彼氏いますか?彼氏の出身地は?彼氏は就職先は転勤とかありますか?結婚して彼氏が転勤になったら付いていく?」
彼氏はいたけどそこまで知らんわという。
※今の旦那ではない
・某県内企業
履歴書を送付。
試験の案内が来ないなーと思っていたら、同期の男の子が2人採用されていて。わたしには試験の案内すら来ないまま、試験が行われていた模様。
履歴書が届いたら一次試験の案内を送りますと書いてあったのに
わたしが女だからどうかはハッキリ分かりませんでしたが、これには大学の就活相談室の人も驚いてました
・某カーディーラー②
こちらは最終面接まで行きました。
結果は不採用だったのですが、この会社にはサークルの先輩が就職していて、悪いことなんでしょうけど内部事情を教えてくれました
最終面接時、男女で分かれていたのですね。
女子の面接はわたしを入れて3人。
わたし以外の2人が採用されたというのですが、その理由が、背が高くて化粧映えする人を選んだから。
What's???
面接の内容どうのこうのではなく、とにかく見映えのいい人を選んだと。
ちなみにわたしは身長153センチ、江戸時代末期だったら爆モテしていただろう薄い顔面(伝わらない)。
たしかに他の2人は背が高くてスタイルもよく、今時の綺麗な顔立ちだったのですよ。
面接ではなく、見た目を吟味するために面接の場を設けたようなものだったという、衝撃的な話を聞いてしまいました
聞かなきゃよかった
ちなみにメンズたちはしっかりと試験の結果で選ばれたそう
・某県内企業
「結婚の予定はありますか?結婚しても仕事続けますか?子供生まれたらどうするとかプランはありますか?仕事と子育ての両立はできそうですか?」
まだ結婚もしてねーし生んでもねーんだから知らんがな
などなど....
(てか今もこういう質問されるの?)
企業も、1回採用したなら長く確実に働いてくれる人を採用したいという気持ちがあるのは分かります。
そもそも新卒を採用する余裕がないくらい切羽詰まっている会社もあったはず。
だとしてもこのような質問は普通に嫌だったし、わたしについて知りたいのではないんだな、という内容の質問が多かったし、採用されなかった理由にもガッカリしました
しかも、面接を受けた複数の会社で令和ではアウトな質問をされたのですよね。
結局そのような質問をしてきた会社には採用されなかったですが、この経験今でも少し根に持ってます
少なからず女だから不利になったという経験をしたり、大不況とはいえそれはどうなのよ的な目に遭ったわけですから、そりゃとらちゃんの応援にも身が入ります(朝ドラマニアおばさんが通ります)
乙女時代(?)の苦い思い出をうっすらと思い出しながら、結婚したとらちゃんの応援に勤しむとします
※最近はよねさんへのときめきが止まりません