星の岩屋(星谷寺)

   星の岩屋は勝浦町にあり、県道から2.5キロほど奥へ入ります。爺ちゃんは以前

 秋に来た時、素晴らしい紅葉を見て感動したことを話すと、好奇心の強い孫も行っ

 てみたい雰囲気でした。

  二人とも立江寺から10キロ、朝出発してから30キロ以上歩いたので疲れていたの

 ですが、多少きついとは思いつつも、頑張ってみようということになりました。

 

  

    弘法大師像         裏見の滝(不動の滝)         岩屋禅学堂

 

  孫は爺ちゃん同様、歴史や由来に興味があるので、由来を話してあげました。

 ――星の岩屋には「弘法大師が悪い星を封じ込めた」という伝説があるんだよ。そ

 の昔、人々に災をもたらしていた悪い星を空海(弘法大師)が法力で地上に引き下

 ろしてこの岩屋に封じ込めたところ、悪星が石になったので、この石を祀ったと言

 われているんだよ。境内にはその岩屋の中から見る「裏見の滝(不動の滝)」がある 

 よ。その岩の外壁には「瀧之不動尊」と呼ばれる不動明王が刻まれているんだ。

 

  勝浦町内の新聞店で掲載新聞のお接待

  徳島新聞の記事は孫にとっては記念になるものですので、勝浦町内で新聞販売店

 を見つけたので、仙台から鎮魂・復興の遍路に来たことを話し、残部が有ったら購入

 したい旨を話すと、快く3部お接待してくれました。孫は殊の外喜んで、自分の立

 場とミッションを自覚した様です。ありがとうございます。m(__)m

 

 

 

 ふれあいの里さかもと~震災講話を依頼される 

  夕方6寺近くに「ふれあいの里さかもと」に到着しました。距離的にも、時間的

 にも一番長い遍路でした。

「仙台の櫻井ですと名乗る」と、「わざわざ仙台からご苦労様

 です」と、ねぎらってくれました。急いで洗濯と風呂を済ませ食堂へ。

 

 

校長室をリノベーションしたすだち  宿泊したした部屋すだち   こざっぱりした明るい食堂

 

  夕食後に、東日本大震災の被災地の現状や心の復興を目的にする「みちのく巡

 礼の活動」についての講話をしてくださいと頼まれたので、快く引き受けました。

 爺ちゃんは仙台や宮城の大学・高校・小中学校、教員研修会、企業研修会、社会学

 級、市民センター等で、頻繁に講演や講話を頼まれていましたが、孫にも鎮魂の遍

 路の感想などを短時間話させました。外国のお遍路さんもいて好評でした。

 講話後、2時間ほど懇談して震災の話をし、支援協力もお願いしました。

 

旅のメモリー心の目

遠方からから見るとまるで雪山の様な白い砂山    頻繁に警察官の検問を受ける

               塩田?、緑化?、畑?

    市場の前の人だかり          2004年当時は人工衛星試験場は希望の花