シルクロード旅と国歩き遍路で、私はたくさんの親切をいただきました。

        これらの親切への感謝の心が、みちのく巡礼の活動に結びついています。 

    感謝の気持ちが被災者の方々へご恩送りとして向けられていることは,

     前の記事でも紹介しましたが、やはり、

    みちのく巡礼の現点は「東日本大震災で命拾い」です。

   今回は、原点である東日本大震災当日から被災地での活動まで 

  を流れに沿って紹介します。

 

    みちのく巡礼の原点

  ~東日本大震災から被災地での活動まで

 ⑴   津波が収まった後、黄金山神社を頼って1泊2日お世話になる。3/11~3/12 

     

    黄金山神社の地震大被害 灯篭はことごとく倒壊      倒れた鳥居

  

 ⑵   幸運な救出で鮎川へ渡り5日間避難所生活3/12~3/16

    

          まるでガレイが原に変わり果てた鮎川の町

 

  ⑶   自衛隊のジープで石巻へ3/16

       

      救援センター石巻総合運動場          市内は水没

   

  ⑷   石巻市内在住の姉宅の流出を確認3/16

 

             日和山から見た石巻の惨状

 

  ⑸   石巻から東松島まで歩き、実家で1泊3/16~3/17        

  

    子供のころの遊び場の惨状に号泣               東松島の被害

  

     

       松島航空基地は依然として水で覆われていた

  ⑹   東松島から野蒜、東名経由で故郷の惨状に心痛めながら50キロ程歩いて帰宅

   3/17朝出発

 

  

      野蒜東名運河               東名 老人介護施設は水没のまま

 

  ⑺   我が家はほぼ全壊に近い大規模半壊。生きただけでも幸福と思い悲観せず。

    建築資材と人手不足で5月18日にやっと工事開始

 

 

 

⑻   自宅片付け復旧にに取り組みながら、帰宅一週間後から被災地に出向き活動開始

  

 

⑼   被災地の災状況把握:

   地元の声と寺院の被害と意向をお聞きすることから始める

   始めは若い人たちに混じりがれき片付けもしていたが、

   徐々に自分に適した傾聴ボランティアや事務的作業を依頼されるようになっ

   た。

     詳細は後の記事で紹介します。(続く)