謹賀新年
令和六年元旦
今年が皆様にとって良き年となることをお祈りいたします。
何時もお世話になっている会社から虚礼廃止のながれ、自然環境への配慮で年賀状を差し控えさせていただきますといった葉書がきた。虚礼とはしきたりで仕方なく行うようなうわべだけの礼儀という。
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日本の風物詩とも言える音に苦情が寄せられ、行事の中止や方法の変更を余儀なくされるケースが相次いでいる。東京都のある寺は今年、31日の除夜の鐘を中止する。毎月2回、早朝についてきた鐘の音が「うるさい」と、警察に苦情が寄せられたことがきっかけだった。一年を締めくくる百八つの鐘は騒音なのか。
「除夜の鐘中止のお知らせ」。師走を迎えた東京郊外の寺の入り口に、そんな書き出しの一枚の紙が張り出されていた。「お知らせ」によると、苦情があったのは今年5月。所轄の警察署から連絡が来た。寺では毎月1日と15日の朝5時に鐘をついてきたが、回数を減らすことにした。
だが半年後の11月、いつものように鐘をついた数時間後、墓地にあった手おけ30個が全て燃える不審火が起きた。警察によると、苦情との因果関係は不明という。寺は朝の鐘つきをやめ、除夜の鐘も中止を決めた。
緩やかな坂道の先、付近の住宅からもよく見える小高い場所に、その鐘はあった。小ぶりで、近所に住んでいても「音は聞こえたことがない」(86歳女性)と話す人もいる。
近くに住む専門学校生の男性(19)は「月2回、鐘で起こしてもらっていたが、うるさいと思ったことはない」と語る。90代の男性は「年に1回、年の終わりと始まりを知らせる音がなくなるのは寂しい」と残念そうだった。
住職も苦情を寄せた人に心当たりはないという。「直接来てくれれば、鐘をつく理由を説明したり時間を変更したりもできるが、警察への連絡だけでは対応しようがない」と困惑する。・・・・・・・
【毎日新聞より抜粋】
こんな記事を読むと心が痛むというか悲しくなる。
除夜の鐘がうるさいなどと感じたこともない。もちろん時を告げる鐘の音もうるさいなどと思ったこともない。
自分の心に余裕がなく気に入らないことは何でも排斥しようと警察に
通報する。人の心がさびれてきた。苦情を寄せた人が日本人なら本来日本人が持っている寛容の心を取り戻してほしいものだ。
今年は、日本人が心の豊かさを取り戻し覚醒できるかどうかという深刻な年になる。このままメディア、政府の言うままに何も考えずに従う心さびれた民であれば暗雲が襲ってくる。
そして世界では米国大統領選挙が最大の焦点になろう。
(他にも台湾、ロシアでも選挙がある)
トランプ大統領の復活が世界が安定するために最低限必要だ。