皆様 こんにちは
本日 曇り空の塙町
全国的にも この冬一番の冷え込みらしいですが
ほんっとに今日は一段と寒いですね~
福島県の天気予報をみると 会津・喜多方方面の気温と いわきの気温の差に
あらためて 福島って広いなと思わされます
会津地方の最低気温が-8度くらいで 最高気温も-4度くらいの表示だとしても
いわき地方では 最低が0度で 最高が6度だとか表示されていたりします
たまに2桁(10度とか)の気温だったりするんですものね
ちなみに塙町は ここのところは 最低が-2度程度 最高が2度程度かな
しかし こんな寒中でないと できないこともありますよね
本日は そんな寒中でないと出来ない、
凍み餅作り のようすをお伝えします
まず 凍み餅 って ご存知ですか
名前で連想されるかと思いますが 凍み豆腐、凍み大根などと同じ
凍らせて寒風にさらして乾燥させた餅のことです
しかし その作り方や材料は 地方により微妙に異なるようです
昨日は 山形県よりお越しの方も 凍み餅作りを見学したいとのことで
私自身も凍み餅の作り方を知らないので 一緒に見学しました
ゴボッパという呼び方は通称で 正式名称は オヤマボクチといいます
ヤマゴボウの葉っぱです
お蕎麦のつなぎに使われたりもします
葉っぱを乾燥させておいたものを煮て 米粉と混ぜ合わせます
米粉と混ぜ合わせた状態が こちら
ゴボッパと米粉を混ぜた状態で 蒸かし
よもぎ を更に混ぜ合わせます
よもぎは 入れない方もいらっしゃるそうです
時々かき回しながら 少しずつ 混ぜていきます
成型するために利用しているものは何かわかりますか
こんな感じに出来上がります
このように出来た餅を1~2日置いて固くなってから切り
1切れずつにしたものを 紐などで縛りつけ
水に浸して凍らせ 寒風にさらして 乾燥させると
店頭に並ぶ 凍み餅の完成となります
お店に並ぶ状態になるまでには もう少し日数がかかります
なので今回は 残念ながら 凍み餅完成形を お見せする事ができません
凍み餅は 一度 水に浸して戻してから 焼いて食べるのが一般的
焼いて 海苔をまいて 磯辺焼き風
マヨ醤油も美味しいし
凍み餅を並べて チーズをのせてピザ風にしたりもイケます
今回 一緒に見学していた山形の方によると
凍らせて干す前の凍み餅を きな粉で食べるのが美味しいのだとか
その方のほうが 地元の私より数倍凍み餅に詳しい・・・
それもそのはず 山形以外も 宮城や福島各地で凍み餅を見学しているそうです
今回は 塙町を訪問する前に 茨城へも行かれていたそうで
塙町のあと 鮫川も立ち寄って見学すると おっしゃってました
いろんな場所の凍み餅を研究しているようです
私自身も とっても勉強になりました
凍み餅のお買い上げは 道の駅はなわで ぜひどうぞ・・・と言いたいのですが