蒼色の日々
あおが虹の橋を渡り、10日が経ちました。
本当に、あんな小さな物体で姿は無くなったというのに、とてつもなく深く、大きなものを私に残してくれました。
ペットロスというものの仕組み、知っていたメカニズムをもっと具体的な理解を体感できたということや、罪悪感とそこから逃れようとする人間の心、同時にそこに向き合わなければ到達できない自分自身、
そして、想いを
心を寄せて頂く温かさにここまで支えられたことはありませんでした。
あおと孤独の淵にいた私のスタートだったから、そのギフトを残してくれたのかも知れません。
あおに毎日無意識的にも意識的にも向けていたエネルギーがあったことを感じながら、そのエネルギーを共に自分に取り組む人たちに注ぐことができる喜びも感じています。
理性的にも本性的にも、この“ロス“(対象喪失 )がとても手強い、どうしたって自分が抱えなければならないものであるキツさも、教えてもらいました。
形作るものの可愛さや、
命の大切さだけにとどまらず、
これまで私の「人生の意味」を鑑み、
探究してきた螺旋に沿って
私と瞑想、催眠をしっかり結び、
コマの紐を思いっきり弾いたかのような
摩擦のエネルギーで、
私の今生のテーマに辿り着き繋がることができた、16年間の終わりと始まりが同時に存在する点に立つ実感を得ることができました。
また、お話の機会を持てたら。
様々な形で、心配して下さった皆様、
本当に、感謝の気持ちで書きました。
そして、
タイトルの「蒼」という字は
青々と茂るさまと、寂しいさまの相反する二つの意味合いがあるのだそうです。
あおさん、
皆さま、本当にありがとうございました。