今日もまたしょうもない小ネタです
先日、男の娘とされるキャラにいくつかパターンがあるという話を書きました
男の娘は必ずしも女装しているとは限らないわけですが
逆に、女装しているからと言って、必ずしも男の娘と呼ばれるわけではありません
例えば成人以上だと、たとえ似合っていてもあまり男の娘とは呼ばれない気がします
また、女装しても男とわかってしまう容姿だと、当然ながら男の娘とは呼ばれません
女装キャラと言っても色々あるわけですが
女装の理由と、女装の仕方・見られ方で、いくつかのタイプに分けられそうな気がします
ただ、理由に関して言うと結構複雑になりそうなので、客観的な形について分類すると
・基本的に人前では女装しているか、女装と男装を使い分けているか
・女装姿の時は男であることを隠しているか、隠していないか
この2つの組み合わせで、4パターン
(1)常時-公開型
常に女装していて、かつ男であることを隠しているわけではなく堂々としているタイプ
トランスジェンダーや、いわゆるオネエキャラなんかが多いですが
中身は男で、女装をファッションとして扱っているタイプのキャラもいます
漫画での作風やキャラとしては、比較的軽いノリの場合が多いイメージ
(2)常時-秘匿型
何らかの理由で男であることを隠し、女として生活しているタイプ
理由としては、家の事情から、悪いことを考えているキャラまで色々
ばれることを危惧するため、比較的シリアスになる場合が多そう
ただどちらかと言うと、性別が逆の「男として生きている女」という方がよく見るかも
(3)使い分け-公開型
特定の場合にのみ女装し、その女装姿の正体を特に隠したりはしていないタイプ
正体を隠さない女装の場合、単発ネタか、割と常態化する場合が多いと思うので
「男嫌いが高じて男を殴ってしまう人を男に慣れさせるためにしばしば女装する」とか
「家族等の目がある場面では許されず、解放される場所でだけ女装する」とか
そういった特殊な事例でないと、キャラとしてはなかなかいない気がします
ただ、単発的な女装を何度かするキャラを女装キャラに含むなら、多くなるかもしれません
(4)使い分け-秘匿型
普段は普通に男として生活しているが、特定の場所や時間で女として過ごしているタイプ
本来の自分の他に、女としての「もう一人の自分」を持っているようなキャラ
このタイプをさらに分けると、仕事のための存在として扱っているタイプと
趣味というか、変身願望としての姿であるタイプとがあります
イメージとしてはすぐ湧くのですが、意外と代表的な作品が思いつきません
ただ、公開か秘匿かという部分は、意外と判断が難しいです
秘匿と言ってもごく親しい人とか、家族等一部の人は知っているわけですし
公開型でも、何も知らない第三者を騙すような場面はあったりします
常時型と使い分け型については、思いつく作品・キャラクターの大半は常時型ですね
使い分け型のキャラを表現するには主要キャラでないと難しいせいかとも思いますが
性別が逆の場合はいくつか見つかるので
男装と女装でのイメージの差もあるのかもしれません
逆に、公開型の男装キャラというのは多くないですが
これは、女が男装してもファッションの一種として認識されやすいためというのが
理由として大きいかな、と思います
一応、学校で常時学ランの女子というキャラも見たことはありますけどね