私の結婚生活が苦行だったと気づいた時
楽しい時間は早く過ぎて辛い時間は長く感じる、とよく言いますよね。こちらで日本人の知り合いと食事をしていた時のこと。彼女と私は、仕事先で知り合いそれほど長い付き合いではありませんが結婚した時期が偶然同じでした。その時、ちょうど結婚生活が10年になると話をしていました。私が彼女に”どうだった、この10年?”と尋ねると私の予想に反してこんな答えが!あっという間だった!それを聞いた私の率直な感想は、マジか!?だって、私にはとんでもなくながーーーーーい道のりだったんです。毎回ロスさん(夫)と”まだ5年!?”、”やっと8年だってよ?”、”もうすぐ10年?2,30年の気分だわ~。”と話合っていたんです。・・・これで気づくべきなんですけどね、苦行だと思っていたのは夫も同じだったと・・・笑その後に続いた彼女の言葉に更に衝撃を受けました。2人でいるのが楽しいから長いと思ったことないよー。ぎゃぎゃ!私も、ロスさんといるのは楽しいですよ?でも、常にじゃない。機嫌が悪い時は最悪だし、文句も腐るほどありました。それでも、それも含めて楽しい!とはとっっってもじゃないけど言えんのです!ふは~・・・これが率直な感想でした。ふは~。それまで、結婚生活なんて大変なものだと勝手に思っていたのでね、こんな考えを聞いたのが初めてで衝撃でした。自分にとって、どうして辛いのか。それをじっくり、じっくり考えるようになりました。簡単に言えば、一人の方が楽だから。なんでも自分で決められて、何でも好きに出来る。誰かの意見を尊重するとか関係ない。今まで好き勝手やってきた私が誰かと一緒に暮らすことで自分の心地いいリズムを初めて知るわけです。それが得られないことで。後々、様々なことを学んでいくことで理解することですが、全て自分、なんですよね。自分で決めた道ですからね。そこに意味があるんでしょう。