主演のシアーシャ・ローナンの演技が良いと評判を聞き

ネットフリックスで探したらあったので日曜の午後に一人で鑑賞しました。

 

何故でしょう、号泣しました。

 

Brooklyn

 

国を離れて嫁いだ方には、響くものがある気がします。

 

 

若い時は、何でも出来る、いつでも出来る

やる気次第だー!と思っていたことも

年を追うごとに、少しずつ、今までとは

物事の見方が変わっていく自分を感じます。

 

好きか嫌いかは置いておいて、

今ある自分の場所が自分の生きている場所に

時間が経てば経つほど、なっていくんですね。

 

年をとるほど、日本が恋しくなりますが

それはもしかしたら、もう簡単には戻れなかったり

戻れても昔のような生き方が出来ないからかもしれません。

 

 

なーんてね。

映画のように、何十年も前の、船で何日もかけて帰るってわけじゃないし、

ネット環境さえあれば、下手すると日本の家族より

ニュースに詳しくなったりするご時世ですから。

 

それでも、寂しくなったからってひょいっと帰れる距離じゃないからねー。

(それはきっと、日本国内でも起こりえるけど。)

なんとも郷愁に駆られます。