昨日のブログで
我が家の裏にある
ポートヒルと言う丘に
オーロラを見に行ってみると
つぶやいてみました。
一人興奮気味にあーだこーだと
作戦を練る妻を遠い目で見るロスさん。
実は、昨日往復4時間かけて
ロスさんの実家ティマルへ行って来たのです。
多分、オーロラはもういいから、
家でゆっくりしたいな~と思っていたんでしょうね。
そりゃそうです。
でもね、もう目の前にオーロラが!
カーテンの向こうにはオーロラが!
こんなチャンスは滅多にやってこない!
と大騒ぎする日本人妻に言葉が出なかったんでしょう。
私一人でも行って来れるよ?
なんて言ってみたものの
ポートヒルの山道を夜に
私のとろい運転で行くなんて無謀と知るロスさんは
コーヒーおごるよの一言につられたふりして
運転手役を買って出てくれました。
私は見えても見えなくても
とりあえず丘の上まで行ければ
納得できると思ったのですが
ロスさんがアカロア方面
(丘の反対側で南に面します)
へ向かった方がいいというので
とりあえずそちらへ車を走らせました。
が!
走りだして5分ほどすると
窓ガラスに水滴が!
まさか・・・
そうです、雨です。
もうね、雨降られたらこれ以上は無理ですよ。
ごめんなさい、帰りましょう、ですよ。
見えるかどうかよりも、この望みの薄さの中
疲労困憊が見て取れる夫に
運転続行のサインは出せません!
と言うことで、右はアカロア方面、
左はポートヒルの丘を反対から上って
家路に着く道に出たところで、もちろん、
左を選択して帰宅することにしました。
そう、山道上って家に帰るんだけだと思ったんです、
私はね。
どんどん丘を上っていると
またも立ち込める霧。
丘の中点くらいに来たら
少し広い場所でロスさんが車を停めて
”この辺ならもしかして見えるかも”
え!
結構見たかったんですか、ロスさん!?
慌てて私も外に出て南の方角を見つめますが
霧なのか曇りなのか辺りは変な暗さでわからない。
しかも、出かける前に予習したところによると
やっぱり肉眼ではぼんやりしかわからないそう。
あんな写真の様には見えないんだってー。
しかも霧ー。
案外同じ考えの人達が多く
反対車線からも車が行きかって
なかなか暗闇に目を慣らすことが出来ない。
と言うことで、その場を離れ
もう少し車通りの少ない場所を探し
先を急いだんですけどね。
霧が濃くなる、濃くなる。
しかも、丘をぐんぐん上っています。
助手席側はほとんど崖エリア。
途中でまた車を停めて外へでたら
完全に崖ギリギリでした。
オーロラ見るために目を凝らしてる場合じゃない。
足元、危険すぎる。
と言うことで一瞬で出発。
霧はどんどん濃くなるばかり。
この前の私の運転なんて比じゃないほど
先が全く見えません。
辛うじてセンターの白線の2,3本先までが
見えるかどうかという具合。
よかったー、私の運転じゃなくて!!!
でもね、霧で見えない分怖さは
それほどでもなかったけれど。
だけど、知ってるからね、崖なのは!
と言うとんでもない恐怖体験をしながら
結局ポートヒルの、てっ辺まで出てきたら
街側は霧も綺麗に晴れていて
すごい車と人が現れました。
やっぱりみんなオーロラ観測しに来たんだね~。
その頃にはオーロラ云々より
無事ここまでたどり着いたことや
いつもは怯えるポートヒルの山道も
視界が良好なら怖くないね!と
ロスさんに大口を叩いて帰ってきてしまいました。
結局、ニュージーランド全土で大盛り上がりのオーロラは
我が家にはご縁がなかったようです。
次回に期待!
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