ワイキキ・ビーチ・ウォークを歩いていると
手にギターを持った銅像がある事に気付きました







ウクレレかと思いきや、少し大きめのギター
早速気になって調べてみました♪



彼は誰かと言うと…

ギャビー・パヒヌイ「Gabby pahinui」という伝説のスラック・キー・ギター奏者

現在のハワイアンミュージックを語るうえで欠かせない、ルーツとも言うべき人物だそうです。



スラック・キー・ギターとは…

ハワイで生まれた、ギターの弦をゆるめて演奏するというチューニング方法で
聴いてみれば、ハワイのハングルーズ的な♡
何ともゆるいハワイの空気感にしっくりとくる音色✧‧˚🤙


地元ハワイアンに本当に愛される音楽を目指したギャビーは
それまでの売り上げなどを意識した商業的なハワイアンミュージックとは一線を画していたそうです。


正に彼は、ネイティブ・ハワイアン独自の伝統文化を復興させる運動、ハワイアンルネッサンス(衰退しつつあったハワイ文化の復興につながる大きなムーブメント)の代名詞とも言える人物✧‧˚


最近ウォールアートで人気の、カカアコで生まれた彼は、結婚後、第2の故郷ワイマナロにお引っ越しをしました。

その自宅のバックヤードには週末、多くの老若男女のミュージシャンが集い、ジャムセッションが開催されていたそうです♪


弦を重ねること(セッションすること)をハワイ語でカニカピーラ「KANIKAPILA」と言いますが、
彼の銅像の前にある説明書きにテーマとして掲げられていることを象徴するように


〜島の風を感じながら自然と集まった人達と感覚的にセッションをする〜


そんなスタイルを確立した彼の、ライフスタイルそのものなんだと思います。





ハワイ語で、物事を継承する使命や責任のことを「クレアナ」と言います

親のしつけ、学校教育、年配者の教えの中で、この言葉を聞きながらハワイの子どもたちは育つそうです


公共の場所に立つこんな銅像もクレアナ精神の証なんでしょうね𓀤𓆉.*・゚






via Ruelle candle
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